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B.C.B.G.な暮らし

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2008.03.02
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カテゴリ:華道


3月3日は、上巳の節句。桃の節句、雛節句。さくら

「上巳」とは、陰暦3月の最初の巳(み)の日の事を指すそうです。

日本では、古来、巳の日の祓いとして草や紙で
「ひとがた」という人の形をつくり、
災いを払うために川や海に流していました。

やがて、中世になると人形が現れ、
平安時代宮中では「ひいな遊び」というお人形遊びが盛んになりました。
この「ひとがた」と「ひいな遊び」が自然に結びつき、
今のひな祭りになったと言われます。

そして、雛祭りと言えば、桃の花さくら

"もも"というのは、
燃実(もえみ)、百味(ももみ)の意味から名づけられたといわれ、
その実は古くから、千人が支配する3つの仙果の一つとされてきました。
邪気をはらう霊力があるとされています。

嵯峨御流のお伝書をひも解いてみましょう。

“五節句の花、五箇条の心得”

上巳には桃の一色を飾る
この様子は、桃の若芽を愛し
体添か、内用の枝に花五七輪おく。
もっとも花は一重を使い、八重は無用。

伝書 上巳の節句.jpg

雛祭りの祝い花には、内用の枝以外は葉桃を用いるというのが当流の伝です。

八重咲きの花は実を結ばないという古来からの言い伝えにより、
一重の桃を使うのがよいのですが、通常のお稽古においては、
花材の入荷事情により、八重が多く用いられています。

葉桃もお願いしましたが、ありませんでしたわ。


上巳の節句2.jpg

体の枝の後ろから、内用の枝をためて、曲を作りました。
この枝、いいのがなくて、ちょっと節がありました。
今ひとつ、美しい曲線がでていませんね。

桃の枝は、粘りがあり、折れにくい花材ですが、
それだけに、ためが戻りやすいのですよね。
そういう時は、枝のところどころに切り込みを入れるのです。
また、花がぽろぽろと、落ちやすいので、取扱いが大変です。




残った花材で盛花を生けてみました。

流し雛.jpg

流し雛のイメージですよ。雫



明日は雛祭りパーティーをします。

そして、終わったら、お雛様は、早めに直しますね。ぽっ

それにしても、3月は行事が多くて忙しいです。

これから、またご無沙汰しがちなことが多くなるかと思いますが、

どうぞ、Mittiのことを忘れないでくださいね。

リンクをしてくださっている皆様のこと、大変気になっていますが、

また、ゆっくりとした時に遊びに行かせていただきます。

来週は、チャンピオンズリーグもあります。

ローマのこと、静かに(ほんとかしら???)見守っていますね。

土曜日にはJリーグが始まりますね~



では、みなさま。

今週もお元気で。

どうぞ、お体に気をつけて。。。ぱー

春が少しずつ近づいてきた予感です。



アッリヴェデールチ!!!ハート










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Last updated  2008.03.02 22:43:06
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