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B.C.B.G.な暮らし

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2008.05.27
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カテゴリ:華道


字を書くということは、心を静めてくれます。

写経をしました。



大覚寺は、いけばな嵯峨御流の総司所でもあり、
真言宗大覚寺派の本山であり。
そして、心経写経の根本道場でもあります。

弘法大師がお書きになられた『般若心経秘鍵』に、

平安時代の嵯峨天皇は、弘法大師のお勧めによって、
疫病退散祈願のため、自ら『般若心経』を書写され、
その霊験により、たちどころに多くの民衆が救われた。

としるされています。

以来、歴代天皇の写経が、嵯峨天皇ゆかりの寺・大覚寺へ奉納され、
心経信仰は全国へ広まりました。

そういうわけで、大覚寺が『心経写経の本山』と呼ばれるようになったということです。
たくさんの方が、写経にみえています。



私たち、華の道にいるものにとっての写経は、さくら

花供養.jpg


華供養のためのものでもあります。

ご覧になられたら、おわかりのように、

薄く書かれた般若心経のお手本の文字をなぞっていく、初心者向けのもの。

これなら、ちょっと楽なはず。

と思いきや。

一字ずつなぞっていくのもなかなか大変なのです。

それにしても、「無」という字は、なんとたくさん出てくることでしょう。


無 

という字は、難しいわ。


って、そんなこと考えていていいのかしら。


と、邪念満載のわたくしです。


心を無にするというのは、なんと難しいことでしょう。

時間の流れを忘れて、自分の心を無にするということ。

こういう時間をもっともっと大切にすることかもしれませんね。

空虚でありながら、何かが溢れていくような時間。






なぞるだけで精いっぱいなのですけれど。

書きあげると、達成感があります。

何事も奥が深いものです。

















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Last updated  2008.05.27 15:30:17
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