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カテゴリ:映画の感想by一般人
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そして只今戻りました 今回の見所は、何と言っても衣装・・ 大奥の衣装代が1億なのに対して、こちらは何と17億 衣装代だけで17億ですよ~ んもう・・・驚きです。 ちなみにルイ16世が即位した時の式典で数十秒しか写らなかった衣装。 そのルイの衣装1着だけで1000万 それから、撮影等も本物のベルサイユ宮殿で行われたそうです。 それと、ちょっと風変わりなのは・・大昔のお話なのに、BGMが今風なんです。 でもそれがまた、マリーの可愛らしい雰囲気にピッタリ。 内容なのですが、ハッキリ言って無いに等しいです。(決して悪い意味じゃない。) 何故かと言うと、マリーの人生における重要で大切な部分がものすごく端折られているんです。 ベルサイユの薔薇等を熟読しているmilkにしてみたらちょっと意外な感じでした。 この映画ではあっさり引き下がってしまったデュ・バリー夫人。 本当はルイ15世が天然痘で死ぬまでの間、マリーとはもっとドロドロした人間関係でした。 それと、いかにも良い友人風に描かれていたポリニャック夫人。 実はこの人、お金目当ての策略家なんです。マリーを唆して賭け事を教えたのもこの人。 ポリニャックと知り合ってしまったばっかりに、マリーが斬首刑になったといっても過言ではない、最大の黒幕です。 後は3人産んだ子供達のうち、真ん中の王子が病で亡くなった件。 シーンは亡くなった後のお葬式だけでした。 その、背骨が曲がる原因不明の病の件が端折られていたんです。 最後に怒り狂った市民たちが王国一家を牢獄へ追いやる所で終了。 その後のギロチンシーンはもちろんナシ。 ・・・ドロドロとした部分が、この映画には全く描かれていなかったですね。 要は、なるべく観客がイライラしない様に作られている感じ。 事前のまめ知識がない人がこの映画を見ても、贅沢の限りを尽くした以外のマリーの人生は理解できない感じです。 でも成る程。それはそれでアリだなと! マリーがいかに贅沢を楽しんだか。 こちらの観客が、その贅沢をマリーと一緒に楽しむ様に作られているのです。 でも一つだけ映画と違う事実が。 実は、マリーがフェルゼンと深い仲になったのは3人の子供を産んだずっと後なんです。 あの内容だと、後に出来た二人の王子はルイ16世の子供でないのでは?・・・といういらぬ誤解を生みそうですね。 ・・・・でもこの映画的には、そんなのはどうでも良い事なのかもしれません。 ・・・・・映画を見終わった後、ベルサイユの薔薇を読んでない主人がこう言いました。 「よくわかんない部分はあったけど、とにかく楽しめた、あっという間だった。」 うん。そう思えれば、この映画を作った監督さんの思惑通りになったと言えるのではないかな?素人が勝手に解釈 そうそう、劇場でこぉんなポストカードを頂きました。 う~ん、使い道がありません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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