アメリカ旅行 予習 テキサスの歴史
どこかに行くなら、今そこに何があるかを調べておくと役立つけど、昔何があったかって歴史を調べると、また面白い!って事を、この予習で学びました。Millieさん、面白い記事の提供どうもありがとう♪============================================★テキサスの歴史を象徴する6つの旗 6つとはこれまでに属した州、または国を表します。 (1)スペイン、(2)フランス、(3)メキシコ、(4)テキサス共和国、(5)南軍、(6)アメリカ合衆国 この順番に沿ってまとめてみますね。 (1)スペイン(1519-1685,1690-1821) テキサスの歴史はアメリカでも古く、ピルグリムが西海岸に足を踏み入れる前にヨーロッパ人が既にテキサスの地を探検していました。 1519年にスペインからテキサスの海岸に最初の探険隊が入り、1821年までテキサスを植民地とします。 (2)フランス(1685-1690) スペイン植民地時代のうち、この5年間はフランスの手に。 (3)メキシコ(1821-1836) メキシコがスペインから独立すると、メキシコ共和国テキサス州になりました。 メキシコは最初、その地の発展のためにアメリカからの移民を許可。 すると、アメリカ開拓者たちが大勢移民し、テキサス各地で発展し、次第にメキシコ政府との間に摩擦が生じてきます。 1830年にメキシコ政府は開拓者がアメリカからテキサスヘ来るのを禁止。 1835年、米人移民団はメキシコからの分離を目指して反乱を起こし(=テキサス革命) 12月にはサンアントニオでメキシコ軍を破り、有名な「アラモの砦」を奪って拠点とします。 翌年1836年2月、メキシコ軍は形勢を挽回すべく、4000人の大軍を送り、アラモのテキサス義勇軍を攻撃。 形勢弱い189人のテキサス義勇軍は、敗戦を覚悟でアラモを守ると決意し、13日間アラモにたてこもってメキシコ軍と激しく戦い、189人全員が戦死します。 (余談)このアラモの砦での攻防の史実は2度映画化されていますが、 古い方のバージョン「アラモ」で、ジョン・ウェインが演じたのがデイビッド・クロケット。 実は子供の頃NHKの「みんなの歌」で「デイビ~、デイビ~クロケット・・・」 という歌があったんですが(みんなは知らないかな~・・・)、 アラモの義勇軍の一人で壮絶な戦死を遂げた人だったんですね、と、初めて知りました・・。 その1ヶ月半後、"Remember Alamo"(これが太平洋戦争勃発時の“Remember Pearl Harbor”のもとになった)の掛け声の下、サム・ヒューストン率いる800人のテキサス軍(実質的にはアメリカ南部諸州からの義勇軍)が、1500人のメキシコ軍を破って独立を承認させ、テキサス共和国が生れました。 (4)テキサス共和国 the Republic of Texas(1836-1845) テキサスは10年間独立した共和国でした。 アメリカの州の中でもと独立国だった州はテキサスだけです。 共和国時代の旗、「ローン・スター」は、テキサス州の旗として至る所で見られ、テキサス人は自分たちの歴史と旗を誇りにしています、 (5)南北戦争の時の、南軍(1861-1865) 1845年に第28番目の州としてアメリカ合衆国に加盟した事と前後しますが、南北戦争のときは南部同盟(Confederate Republic)に加わっています。 (6)アメリカ合衆国(1845-1861,1865- ) 1865年、合衆国への復帰が認められ、今に至ります。 ・・・と、6つの旗にまつわる歴史を見てきました。 テキサスの歴史の特徴は やはりメキシコ共和国からの独立を目指して戦った「アラモの砦」のエピソード、そして、その後10年間アメリカで唯一独立共和国だったということでしょうか。 このメキシコの圧制からの自由を求めて戦い、そして自由を勝ちとる・・・というくだりが とてもアメリカ的な気がします。 が、『アメリカのテキサス開拓が奴隷使用を前提とした大規模農業を背景としていたのに対して、メキシコはこの頃奴隷制を廃止しており、アメリカからの移民としては、「奴隷制を認めないなら独立する!」という動きとなった』…という説もあり、 そういう政治的(?)意図も見え隠れしているところもまたアメリカ的なのかな、と思ったりもします。 いずれにせよ、このような歴史を持つテキサスの人はとても独立心が旺盛で、自分たちの州を誇りに思っているとのこと。 旅行先で接する人たちとコミュニケーションをとり理解しあうのに、歴史的背景を知っていることはきっと役に立つことでしょう。 ↓6つの旗はここで見られます。 The Six Flags of Texasこのうち、4番目の「白・赤・青に白抜きの一つ星」がローンスターです。 =====================================================私ね、歴史って苦手だったの。あっしには関わりのないこって、って思ってたからね。でもこうやって見ると、実際に接してる人・物の過去・歴史って面白い。見た目だけではわからない、ものの本質や内面がちょっと理解できるし。世界は色んなところでつながってるんだから、つながりついでに色々歴史を見てみようっと。********* チルドレン大学について ************************************アメリカ旅行を企画してくれたマミーさん。マミ~さんは子育てママさんと一緒に無料の英語・育児支援サイトeigobon.comとチルドレン大学を作られました。私のアメリカに行った理由「優しく賢くなる子育て方法」がご家庭の育児中に身につくのが「チルドレン大学」です。気になる方は、ちょっとお得なこちらのチルドレン大学のプラチナチケット情報をどうぞ。*********************************************訪問してくださって、どうもありがとうございます(^^)/~~皆様が幸せになりますように。よかったら、ぽちっとお願いします(^^)/~~