最大のクライアントのお仕事
仕事とはいえ、原稿を書いていて、とてもはかどる日とそうでない日が当然ながらある。この2日は、まさにはかどらなかった典型的な2日。人の書いたものを“リライト”していたのだけれど、久々に大変な作業だった。趣味で書いているものであれば、イメージ先行でもいいと思うが、人に見せることを前提としているならば“わかりやすさ”が、一番、大切だと思う。今回のこの原稿は、頭のなかで思っている、たくさんの思いをしゃべるように、そのまま文章化しているので、「、」がなくて、1文が長い長い。そして、あまりにたくさん修飾語がついているので、流れるように読めてしまうのだが、結局、なにを言っているのだがわからなくなってしまっている。しかし、それぞれの人が書いたものには、その人の思い入れも相当にあるので、そのニュアンスを変えず、いかにわかりやすくするかがポイント。それがなかなか難しいときもあるわけだ。今回、私を苦しめてくれたのは、なんとわが社の社長の原稿。その熱い、熱い、熱い、思いを本人が文章化したのだが、ほかの人が見ると???先日の講義で、経沢さんが言っていた!「会社員であるならば、最大のクライアントは社長!」と。もう、目からウロコだったけれど、妙に納得させられたこのひと言。そう、この最大のクライアントを満足させられなければ、明日はない!?とにかく今はお返事待ちの状態です。