オークションの豆知識

　昨日、Twitter上では日本のPayPal(ペイパル）ユーザーがちょっとしたパニックに
陥っていました。

　その理由は、PayPalが2010年3月31日で日本国内の商用目的で無い個人間の支払いサービスを一時停止すると月末直前になっていきなり発表したため一時停止されるサービスの範囲を巡って説明が不十分だったのでユーザーの間で一時的に混乱が起きたというわけ。そういえば2010年4月1日から資金決済法が始まるんだった。それで今回の処置なわけね。いきなりだったので吃驚しました。

　日本のeBayerのbuyer(入札者）もseller(出品者）も心配したこの話、どうやらpaypalを良く利用するeBayerにとってはオークションの送金面で困る部分はなさそうなのでまずはまずは一安心を。


資金決済法はpaypalのみならず、電子マネーの「楽天キャッシュ」にも影響があったようで
「楽天キャッシュ」は2010年3月31日（つまり今日）システムメンテナンスして今までの
「基本型」から「プレミアム型」に変更して誰かのメールアドレス宛に「楽天キャッシュ」を
贈ったり、「楽天キャッシュ」を換金できる機能を追加しました。代わりに利用者に
「楽天会員リンク登録」を必須にするということですね。

詳しい説明は以下URLに書かれてました。↓
ttp://point.rakuten.co.jp/doc/cash/service_mainte.html


資金決済法の施行に添って電子マネーの利用者の個人情報と口座番号を把握する意義は
ズバリ「振り込め詐欺」対策ですね。

去年、私の住む県の人が東京のオークション詐欺師（楽天オークションでの事件では無い）
に騙され詐欺師に言われるまま電子マネー（どこの電子マネーかは知りません）
を送金して、詐欺師が逮捕されたという事件がありました。
（この事件過去のblog記事の何処かに書いたと思う）