戸籍の無い子供たち
最近、テレビで観た内容でショックを受けたことがありました。それは、『戸籍が無い子供たち』の話題でした。日本でも、戸籍が取れない子供がいるなんて・・・。それが最初の感想でした。でも、そこには『法律の壁』があったのでした。民法772条・・・この存在が、時として、生まれてきた子供の戸籍が取れない原因を作っているのです。今は、再婚多数傾向、夫婦の不仲や離婚の理由も、昔に比べたら複雑化しています。出産も高齢化してきているし、リスクもそれだけ高くなってきています。マニュアルどおりのお産は難しくなってきているということです。法律だけで片付けられる風潮は、私は賛同できません。計算どおりにいかないのが、人間の世界だからです。離婚が成立してから300日以内に生まれた場合は、前夫の子とするというのは、部分的にもおかしな話。早産してしまった場合は、医師の意見書なりDNA鑑定なりを取り入れていくべきではないのでは?育っていく子供たちは、これからどうなっていくのでしょう? やるせない気持ちでいっぱいです・・・。