山形旅行
当初の計画では17日から25日まで8泊で温泉巡りでしたが、17日と18日は旦那さんの仕事で温泉どころではなくなり、あらためて19日から6泊の予定で旅立ちました。今回は毎年真冬と秋に必ず行っている山形の温泉巡りです。自宅を朝8時過ぎに出て、新幹線で東根温泉へ行き、いつもの常宿に着いたのは昼を少し過ぎた頃。昼前までは晴れていたとかですが、今は雨、それもかなり冷えこんでもいます。宿で荷物を降ろし、近くのおだんご屋さんへと直行です。そうなんです、ここのおだんご屋さん、とても美味しくて、こちらに来ると必ず立ち寄るお店なのです。今日もいろいろな種類の五玉のおだんごを美味しくいただきました。強風と大雨の中を宿に戻り、部屋に通された後は大浴場や家族風呂で温泉に入ったりテレビを観たりと、とにかくのんびりしていました。夕食をいただき、旅気分を満喫です。天気予報では明日からも雨続き、それも大きな台風も近付いているとかです。旅では晴れ男の旦那さんですが、さすがに今回は雨男のようです。廊下の壁の貼り紙を何気に見たら「バースデープレゼント」宿泊期間中にお誕生日を迎えたお客様にささやかなプレゼントがあるとかで、丁度旦那さんの誕生日でした。夕食のとき、小さな蝋燭が灯されたアイスクリームのデザートが出されました。これが結構豪華で、いろいろな果物の添えられたアイスクリームです。旦那さんと分け合って美味しくいただきました。イベントものなどには淡々としている旦那さんですが、今回の思わぬサプライズには大喜びでした。いつもは宿の前に広がる田圃の畦道を散歩したりもするのですが、連日の雨。ならばとばかりに温泉に入りまくり、部屋でのんびりとテレビを観たりして過ごしました。ここの宿、決して豪華なお料理というわけではないのですが、朝食も夕食もやたらと庶民的な料理が並びます。何となく安心して食べられると、そんな感じのお料理です。それと何といっても嬉しいのが二つある家族風呂です。勿論温泉ですが、結構広いし、窓から見渡せる田圃の眺めも気持ちが癒されます。ここの宿には3泊しましたが、出かけたのは初日と3日目のおだんご屋さんのみ。旅立ちから4日目、いよいよ次なる宿へと移る日、移動の電車内で食べようかと、またまたおだんご屋さんでいろいろ買いこんできました。宿の人たちに見送られ、お昼の電車で温海温泉へと向かいましたが、何度来ても乗り継ぎがややこしい気がしてなりません。今夜から泊まる温泉もいつものおなじみの宿です。夕方3時過ぎに宿へと着いた後、電車内で食べきれずに残ったおだんごをパクリ!温泉に入ってから近くの飲泉へとお散歩です。雨も上がり、少しは良い天気になってくれることを祈りつつ、今夜からまた3泊です。ここの宿での2日目と3日目、とにかく旦那さんは超のつくほどの爆睡モードです。テレビを観ているのかと思いきや、スヤスヤグーグーと寝てばかりです。ほれ温泉だ、やれお散歩だと動き回っているいつもの旦那さんの面影はどこへやらです。動き回っている旦那さんは時にうるさくも思えてきますが、こうもやたらと寝てばかりだと私もさすがに退屈です。でも、やっぱりここの宿の夕食は超豪華、お刺身、煮魚、焼魚、蒸し物、揚物、和え物がずらりと並び、汁椀にお蕎麦まで出てきます。まるで料亭にいるみたいです。こんな贅沢をしていていいのかしらと、ちょっぴりそんな気分になりつつも、毎晩しっかり美味しくいただきました。温泉はサラサラ感のあるさっぱり系です。大浴場も他のお客さんがいないのを見計らい、一人でゆっくり入るのが好きです。それと、何といってもここも家族風呂がお気に入りです。誰にも気兼ねなくのんびりと心と体が癒されるのです。備えつけのマッサージチェアもなかなかの優れもので、温泉の後のブルブルトントンは最高です。旅立ちから7日目、いよいよ帰る日の朝です。朝食の後、ロビーで寛ぎながら「今夜も泊まりたいなぁ…」と旦那さんに言ってみたところ、「空部屋があれば今夜も泊まっちゃおうか…」と思わぬ返事。フロントに聞いてみたら何とまぁ、部屋は空いているというではありませんか!即決で1泊追加です。さて、そうなったら寝てばかりもいられないと旦那さん。俄かに動き始めました。昼食の後、温泉神社で参拝し、湧水を汲みにちょっと遠出のお散歩です。ここの湧水、とにかく「水!」といった美味しさです。帰りがけに飲泉と足湯に立ち寄り、宿へ戻って早速温泉です。終わり良ければ全て良しです。帰路へと向かう日の朝です。最後の温泉とばかりにゆっくり入り、朝食も美味しくいただきました。食後のコーヒーの後、旦那さんは職場へと休暇の届をしています。帰り支度をし、宿を出るのは11時過ぎとのんびりモードです。お土産の橡餅は結構重いけれど、これも旅ならではです。特急と新幹線を乗り継いで、横浜へと帰ってきました。途中で旦那さんの職場へと立ち寄り、お土産を置いてきました。今回もいくつかのサプライズありの楽しい旅でした。でも、我家に着いていつも思うのは「やっぱり我家が一番!」