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2024.10.19
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カテゴリ:BL
※センチミリメンタルさんの記事のリンクを下の方に追記しました(10/19 夕方)※


いつもながら

BLはBLなんですけど
違うんですよ

いや、違わないんですけど

ほんとにあの

だまされたと思って
一度でいいから観て頂きたい

水曜のサービスデーなどであれば
1400円くらいで観られます

映画としては短めですし(80分)

特に今回のはプラトニックなのでご安心ください

(最初と最後の台詞だけ、ちょっとあぐってなるかもですけど)

観に来られている方々も普通です
変な目で見られることもありません
(BL、どんなイメージ…)


しつこくて申し訳ないのですが
映像がとてもキレイで、さらに、曲が本当に良いので
ぜひ映画館の良い音質でご鑑賞頂きたいです

なんと​3曲​も聴けるのですよ皆さん…


公開されている映画館はこちら↓
​​​https://given-anime.com/theater/


​​​『映画 ギヴン 海へ』公式サイト​​​​​​​


BLというジャンルを超えた名作です
そんなにマニアックな作品ではないと思います


とはいえ、全く初見だとあまりにもわからな過ぎますよね…

原作のコミックスは​​10年がかりで全9冊(昨年完結)​​
原作も少女マンガ的な感じで、えぐい描写はほぼありません

アニメ化、映画化もされていて
その一番最後がこの映画で、映像の方もこれで完結です


長い作品で、内容を簡単に説明するのは非常に難しいので(できれば別で日記書きたい…)

取り急ぎ、結局、ついつい参照してしまうWikipediaのリンクを貼っておきます↓
​https://ja.wikipedia.org/wiki/ギヴン



お聴き頂きたい劇中の音楽ですが(唐突)

今回一番の感動ポイントとなる曲のショートバージョンが公開されていたので貼りますが


その前に、ちょっと歌詞について…

一言でいうなら、

​​「真冬の亡くなった元カレが密かに遺していた未完成の曲を、真冬の今カレ(と幼なじみ)が完成させて真冬に贈った」​​

そんな曲です(長いな)


後で少しだけ触れますが、元カレは亡くなるつもりは全くない状況でこの曲を書いていたというところに、なんというか、より「慈しみ」の気持ちが感じられて泣けます…

引用元:​X(センチミリメンタルさん)


​​【「海へ」(syh)】
​​


​後半部分がもう、もっとすごくよいので、​​ぜひフルで…

各種配信中です↓
https://erj.lnk.to/6S6pTf

​※非公式ですが、歌詞付きのフルのもあるにはあります…(小声)​



​「亡くなった元カレを忘れられない真冬を、その想いごと包み込んで一緒に生きていく」​​​​​


という立夏(あ、今カレね)の覚悟が綴られている感じです
(※個人の感想です。立夏本人の想いは劇中で語られるので…)

はぁぁぁぁぁ泣くぅぅ


あ、私の最推しが立夏なものですいません取り乱しました



【この曲の(もう少しだけ詳しい)背景】

※以下、登場人物は全員男子です

※あと、given の4人の名前にはそれぞれ「春夏秋冬」が入っていて、そこも素敵ポイントです
 (それ以外の人物たちの名前にも「自然」の要素が含まれています。雪とか雨とか…)


 実は、私が最初にこの作品に興味を惹かれたのはそこだったりします​​(……えっそこ!?)​​​


-------------------------------------------------------------------
最終的に「given」のボーカルになった​「真冬(まふゆ)」​は、中学生のとき​「由紀(ゆき)」​(←「雪」を連想させる…「冬」と「雪」です)という幼なじみと付き合っていました

些細な喧嘩から、真冬が由紀に「僕のために死ねるの?」と言ってしまい、その日に由紀は(うっかり)自死してしまいます

由紀は生前、真冬に向けて曲を書いていたのですが、未完成でした

由紀の死後、真冬と由紀の幼なじみである「柊(ひいらぎ)」が、由紀の後を継ぐ感じでバンド活動をしていて、メジャーデビューすることになりますが

真冬が今付き合っている​「立夏(りつか)」​がそのバンドのギターのサポートをすることになります

登場人物が増えてきて、説明が足りてない自覚はある…

それ以前に、私は今、いったい何を書いているのだろうか
(突然我に返っている)

いったんこのまま続けますが
wiki をご覧頂くのが一番わかりやすいカモ…(台無し…)


柊は立夏に、由紀が遺した曲の完成を持ちかけます

立夏にしたら、「真冬の元カレから真冬へのラブレター」のような曲を完成させるのは苦痛を伴うことですが、由紀が作ったデモを聴いて、「どうしても完成させて真冬に聴かせたい」と思うようになります

(↑このあたりは、前回の『映画 ギヴン 柊mix』で描かれています)
-------------------------------------------------------------------

そうしてようやく完成した曲が『海へ』

もちろんコミックスの中では、その曲の具体的な描写はありません
(曲を披露する場面はありますが、曲自体の歌詞などはなし)

その曲が今回の映画で初めて披露されたわけです


それはもう、原作の読者にとっては一大事です
どんな曲になっているのか、本当にドキドキでした


アニメや映画で、他にもいくらかの曲も披露されているのですが
それらすべての曲を作られた「センチミリメンタル」さんがすごすぎます
全曲よいのです…


たまたま記事が出ていたのでリンクを貼っておきます↓

​痛みも喪失も傷跡も、全部歌にする──『映画 ギヴン 海へ』公開を機に振り返る、『ギヴン』×センチミリメンタルの運命的12曲​​​



上に貼った動画の中で、
・茶髪の子が「真冬」(主人公)
・ギター弾いてる黒髪の子が「立夏」(真冬の今カレ)
・ボーカルの金髪の子が「柊」(真冬と由紀の幼なじみ)
・海を二人で歩いている時の、白めのツンツン髪の子が「由紀」(真冬の元カレ、故人)
です


この映画の中で、もう1曲、​「冬のはなし」(given)​​という曲が披露されますが
こちらは、真冬が、亡くなった由紀を想って作詞した曲です
(作曲は立夏)

時系列としては、この曲が先にできています
この曲ができた当初は、まだ真冬は由紀の死を受け入れられていないというか
これからどう生きて行けばよいのかわからないような感じでしたが

今回の映画の中では、メジャーデビュー後でもあり、いろいろと吹っ切れた感じで歌っています

以前にも貼ったような気がしますが、もう一度貼ります


​【「冬のはなし」(真冬の声優さん&センチミリメンタルさん)】​


(公式ではありませんが、このLiveのが一番胸にくるので…)


そして、エンドロールで流れる​​​​​​​「結言(ゆいごん)」(センチミリメンタルさん)​で


締め号泣


周りの方々もだいぶ鼻すすってらっしゃるので、ちゃんと泣ける環境です​
大丈夫です


この曲は物語の中のバンドの曲ではなく
「センチミリメンタル」さんの曲なので
その解釈については様々で

由紀から真冬への本当の気持ちはこっちなのでは(「海へ」は「どうせ忘れちゃうんでしょ?」だけど、本当は「忘れないで」と思っている)、とか
これは立夏が真冬に向けて歌っている曲なのではないか、とか

いろいろに皆さん考察されています




私は来週4回目を観に行く予定です

観られる映画館が少なめなのが残念ですが、よかったらぜひ…



ほななぁ🌴🦀💛
​​​​





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Last updated  2024.10.20 21:05:58
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