躍る熊とバッファロー。

景気が悪くなればなるほど面白くなる、冬の風物詩。
第一生命のホームページ上で今年の百選が公開されました。

ちなみに昨年、個人的に一番好きだったのは

「妻パート　俺は日当で　子はニート」

・・・果たして今年は更なる傑作が揃ってるか。
ざくっと見た中で、個人的傑作選を紹介します。


＜仕事編＞

「片付けろ！　言ってた上司が　片付いた」

「刺客だと　言われ遠くへ　飛ばされた」

「忘年会　サイフの代わりに　呼ぶ上司」

「違うけど　社長が言うから　そうですね」

相変わらず左遷系は面白いです。
でも、私も社会人になってみて身につまされる川柳も何句か。


＜家庭編＞

「散髪代　俺は千円　犬　一万」

「幼稚園　弁当ある日は　俺もある」

「すわろうと　ねこをどかすと　妻おこる」

妻のため子のため、骨身を削って働いても
家庭での扱いはこんなもんです


＜独男編＞

「少子化を　食い止めたいが　相手なし」

「おかえりと　言ってくれるは　メイドだけ」

「道たずね　防犯ブザーを　鳴らされる」

一番上は無念さがストレートに伝わってくる傑作！
必死さとショボさを兼ね備えた「食い止めたいが」という言い回しが素晴らしい。


＜時流編＞

「マンションの　モデルルームで　はねてみる」

「かけ込んで　視線が痛い　専用車」

「大画面　見やすい距離は　台所」

薄型テレビは頑張って買えても、
広い家を買うのにはやっぱり足踏み。
それでも決心して一生もののローンを組んで買ったマンションは、匠の技で震度４で倒壊する恐れ有り・・・なんという事でしょう。


＜その他＞

「金色の　皿はまずいと　子に教え」
「二歳だろ　トロ　ウニ　選ぶな　卵食え」

すしネタが結構面白かったです。


「痩せるツボ　脂肪が邪魔し　探せない」

昔"北斗の拳"にこんな敵がいたような。


「マイブログ　立ち上げたけど　話題なし」

こやつめ、ハハハ！　（終）