|
カテゴリ:お仕事&ボランティア
1年ほど前までは結婚するなんて思っていなかったから、覚悟があった。 仕事に対して。 「一生、自分で働いて生きていかなきゃいけない」 結婚していれば旦那様の収入に頼ることもできるけど、独身であればそれはできない。 自分で仕事をして生きていかないといけない。 ところが結婚をしたら状況が変わった。 「仕事を辞めても彼の収入がある」 こう思うと、仕事に身が入らなくなってしまった。 すごーーーく嫌なパターン(自己嫌悪)。 以前から既婚者で、ちょっといい加減に仕事をしてる人を見ると、勝手に腹を立てていた私。 旦那さんのことを理由に、仕事を途中で他の人に押し付けて帰っちゃったり、「私はいつ辞めても困らない」と豪語してるような人。。。 そんな人たちを見ると、 「こっちは覚悟が違うのよ。同じ場所に居て、いい加減にお気楽に仕事すんな!」 こんな風に毒づいてた。おなかの中で。悲しいですよね。。。 嫉妬の気持ちも多少あったんだと思います。 なのに自分がいざ結婚してるみると、こんな風になってしまった 気づくと、仕事が少なくなっている。 クライアントからのオーダーが少ない。。。 クライアント先の担当者が変わったことを始め諸事情により、今までは何もしなくてもコンスタントに入ってきた仕事が、すんなり入ってこなくなってしまった。 私は小さな会社だけどひとつの部署を任されてる。 もともと自由な社風。その上、仕事のスケジュールや勤務形態、仕事内容も自由に調整できて本当に居心地がいい。 でも責任は重大。仕事が減れば、人材をカットしなきゃいけなくなる。 一緒に働いてる人のお給料アップの根回しもできない。 私のがんばりひとつで、周りの生活が変わってしまう。 それをプレッシャーに感じて、ユウウツになっていたここ数日。 ついには転職まで考え始めた。。。 でも目が覚めた。 久々にある本を手に取ったから。 「仕事を楽しむための101の方法」 ステファニー・ゴダード・デイヴィドソン著 あるページを開いてみた。 「最高をめざそう」 何かを繰り返しおこなえば それはその人の個性になっていく。 したがって、長所というのは習慣の問題なのだ。 ―アリストテレス 今日は仕事に落ち着いて取り組み、最高の結果を追求しよう。 自分が話すこと、すること、考えることすべてに 細心の注意を払うのだ。 今日一日だけでいい。 すべての結果を可能な限りいいものにしよう。 1日でいい、がんばってみよう。 ユウウツだった気持ちを引き締めて、仕事に向かってみた。 注意をしながら、間違えないように。 そしてクライアントにいつもより頻繁に連絡をとったりしてみた。 キライな上司のところに行って、新たに行ける営業先がないか相談してきた。 すると不思議なことに、事態が好転しはじめた。 昨日、初めて訪問したデザイン事務所はセンスもいいし経営者も担当者も、ユーモアな素敵な人たち。とってもいい出会いになった。 そして今朝、あるクライアントのところに打ち合わせに行ったら 確定じゃないけど、ほぼ新しい仕事が決まった! (以前プレゼンして結果が出てなかった) ユウウツになっていても仕方がない。 プレッシャーもあるけど、とにかくやってみよう。 結婚してもがんばります。仕事。 自分で自分のことを嫌いにならないような仕事ぶり、しなきゃ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[お仕事&ボランティア] カテゴリの最新記事
|