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カテゴリ:妊婦ライフ
ご心配をおかけしました。 ようやく元気になってきました。 一時はとてもとても悲しくて、何も考えられませんでした。 一番辛かったのは、流産じゃないか?と思えた時と、「流産です」とお医者さんに言われた時。 ちょっとの間だけでも私のお腹にいた赤ちゃんがいなくなる・・・ そう思っただけで、涙が流れて止められなかった。 理由は、「染色体の異常でしょう」とのこと。 妊娠10回に1回の確率で、この異常と流産は起きるものなんだそうです。 流産の診断を受けたあと、家で安静にしているように言われたのですが 大量の出血とお腹の痛みで倒れて救急車で運ばれ、すぐに流産の手術をしました。 自分では赤ちゃんにお腹に残っていてほしいのに、体は育たなかった赤ちゃんを排除しようとしている。そのために子宮が収縮して起こる強い痛み。 悲しかったです。 痛かったです。 亡くなった父の生まれ変わりだと思っていたのに・・・。 病院に到着すると、安定剤を打たれて手術をすることに。 出血が多かったので主人は、「母体に万が一のことも・・・」という話をお医者さんから聞かされたそうです。 手術前、異常に酸素濃度が低くなった時がありました。 ガン末期の父をずっとそばで見守った私。 すぐに、「あぁ、この数値じゃもしかしたら無理かもしれない」って、おぼろげに「死ぬかもしれない」ことを感じました。 実際にその時、息を吸わなくてもいいような状態になってたんです。体が。 「人って意外と簡単に死んじゃうんだな。」って思いました。 その後、しばらく酸素吸入をされて安定したところで麻酔を打たれ、手術をしてもらったようです。 目が覚めた時は、もう何もかも終わってました。 家に帰って主人が言いました。 「手術する時、もう赤ちゃんを二度と授からなくてもいいから、どうしても母体を助けてください。って祈ってたんだ。」と。 それを聞いて、 「あ~、この人には私が必要なんだな。」ってつくづく思いました。 その後も、一生懸命わたしの面倒を見てくれて、そばにいてくれて・・・。 そんな彼を見ていたら、 「私もこの人を幸せにしてあげなきゃいけないんだ。」って思いました。 そのためには、泣いてばかりいて彼を困らせてはいけない、ってことも。 悲しいけど、悲しんでばかりいては2人とも幸せにはなれないから。 そんな風に思うようになって、少しづつ前向きに考えられるようになったんだと思います。 仕事も昨日から復帰しました。 みんな何も聞かないでそっとしておいてくれました。 ご心配してくださったみなさん、ありがとうございました。 すこしづつ元気になってます。 なので安心してください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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