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カテゴリ:ノベルス(BL)
神奈木智さんの、『若きチェリストの憂鬱』(キャラ文庫) 読みました~~ 買ったの忘れてて、やっと読みました(≧▽≦)ノ 高校生で音大付属高校に通う宮原奏都はチェロを専攻しています。 でもやる気もなく、練習にも打ち込まない不真面目学生です。 そんな彼はチェロをやめたくても辞められない理由がありました。 彼は5歳の頃両親を亡くしている奏都には 彼を『チェロを弾き続けること』を条件に、 素性を全く明かさず援助してくれている、 まるで『あしながおじさん』のような援助者がいるのです。 ある時、「チェロを辞めたい」とその人に手紙を出すと、 今まで頑なに面会を拒んだその『あしながおじさん』が 急に面会に応じます。 彼は奏都の話を聞き、条件を出します。 『次の学内オケに選出されたら辞めてもいい』 チェロを辞める為ににチェロを猛練習する。 全く矛盾した状況に陥り、鬱々としてしまう奏都。 そんなとき、親友で寮の同室である理多に、 臨時で練習を見てくれる先生として、伊集院遥という男を紹介されます。 彼はちょっと聞いただけで奏都の弱点を見抜き、 嫌な言い方でズバズバと指摘してきます。 しかも仏頂面でつねに上から目線。 元々渋々連れられてきた奏都は遥に強い反感を覚えてしょうがなかったのですが…。 とゆーことで、 現代版あしながおにいさん?w 面白かったです。 こーゆーハートウォーミングw系の話、 久々読みましたですよー 心が温かくなるのは まさに『あしながおじさん』とか『若草物語』的な感じ? 外国の小説的ですね。淡白な文長ですが、表現が端的的確で読みやすいです。 クラシック好きな私としては、 チェロの演奏技法や有名な曲の話は結構細かく出てきますが、 オペラ鑑賞やコンサートに行くところで『何のオペラを見たのか』 『どこのホールで何を聴いた』など、 クラシック音楽のことをもっと掘り下げて、マニアックにしてくれれば もっとよかったかな、とか思いました(≧▽≦)ノ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Mar 26, 2008 01:49:58 AM
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