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昨年、年中になる年に療育施設の園へ通いました。
4歳のときには、昼のオムツもとれていなかったし、順番などの概念がまったく、集団の中に入れてヒロキが生活できていくのかとても心配でした。 とにかく人嫌いのヒロキでしたので、どこへ通うにも心配だったのですが…。 その園では粗大運動や、感覚遊びをよくしました。 昔の日記に書いていますが遊具大嫌いのヒロキに、最初はトランポリン、ブランコなどで遊べるわけもなく、ひたすら絵本を読んですごしました。 ましてや、その部屋の中ではたくさんの子供たちの声。辛かったようです。 感覚遊びは、お砂場、シェービングクリーム遊び、古米を触ったり片栗粉を触ったり、フィンガーペイントで絵を描いたりetc…いろんな遊びを先生方が考えてくださっていました。 ヒロキはべたべたするものが大嫌いで汚れるのも苦手。初めてのものを触るなんて、とてもとても。 なかなか遊ぶことができなかったようです。 しかし、お友達パワーは凄い! 見ていない様でちゃんと見ているヒロキ。お友達の真似を少しずつするようになってきました。 あるひ、笑顔でトランポリンで遊んでいるヒロキを見たときはかなり驚きました。 また、先生方の言葉掛も素晴らしく、昨年でぐっと、言葉も増えてきました。 昨年4月の段階では模倣がまったくできなかったのに、10月の運動会の時にはダンスを踊ることができました。 模倣ができるようになると、ヒロキの世界が広がってきたようです。 お友達が遊具の高い所にいると、真似てヒロキもよじ登り、スライムでみんなが楽しそうに遊んでいれば自分も仲間に入ろうとしたり…。 トイレのほうもだいぶ自立してきました。 ヒロキが成長したこと、私が仕事をしていること、就学のこと、地域で成長して欲しいこと等いろいろと考え1年間お世話になった療育施設を昨年度3月いっぱいで退園しました。 (涙、涙でした。先生、お友達心からありがとう。) 今年度4月から地域の(自宅からはすこし遠いのですが)保育園に通園しています。 約3ヶ月間、私も保育園に付き添いました。ヒロキはいろんなことに不器用な自分に気づき登園拒否もしました。 でも、焦らなければ、時間が解決してくれるもので、今では元気に楽しく登園しています。 私も、元気に仕事に復帰しましています。 夫も、元気に職場に通っています。 園長先生が言ってくださいました。 「ヒロキ君の心には垣根がありません。だからみんなヒロキ君が大好きなんですよ。今はヒロキ君と遊ぶことができないお友達も、ヒロキ君をみんな待っていますよ」 お友達も、ヒロキの独特な世界を見て 「ヒロキ君って楽しいね」と話してくれます。 小さなトラブルは毎日ですけどね(笑) こちらでも、あたたかな先生方、お友達に恵まれました。 ありがとう…。 いろんな事、人たちに感謝をしながら「はっぴー」に過ごしている私たち家族です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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