地方によって葬儀も様々ですね…(^^;
はい、実は昨日帰って来ました祖母の葬儀で(実は、まだ終了していなかったのだが)秋田へ行ってました父の実家は、秋田市内にありながらも…あと数百メートルという地点でソフトバンクが圏外になってしまい、、、は出来ないわ、ネットは確認出来ないわ、職場から入ってたらど~しよ~~~という不安にさいなまれながら、、、過ごした数日でありましたで、私が行った日の夕刻、湯灌というものがあり、、、「おくりびと」で紹介された納棺の儀式が行われました。お化粧をしてもらい、婆ちゃんは91歳とは思えない程、そして眠っているかのように血色の良いような顔で、とても綺麗に見えましたそして次の日は朝、お坊さんが来てお経をあげてもらい、いよいよ出棺・・・お花を棺の中へ入れながら、一人一人が婆ちゃんに言葉を掛けています。。。そりゃもう、涙、涙…の嵐です。。。(T_T)最後の最後に棺の傍に駆け寄り、泣き崩れてしまった叔母さんも居ましたが、、、皆で棺桶の蓋を閉じて、火葬場へと向かいました爺ちゃんの時は、あんなにキラキラじゃなかっただろっっていう位、雅らかな霊柩車に乗せられて婆ちゃんの棺は火葬場へと運ばれました。。。火葬場へ運ばれ、皆でお別れをして、、、こちらでは、遺体が焼かれている間、控室で待つのですが、、、秋田では、焼きあがるまで、誰かしらがお水を取り替えてお焼香を絶やしません。。。焼かれていると熱いので水が欲しいだろうから、、、っていうのが理由のようですが、炉の前の祭壇の脇に水が流れていて、その水を汲んでは供え、また違う人が器を持って水を変え・・・焼香をして・・・その繰り返しです。朝から近所のおばちゃん達が炊飯ジャーを手にして集まり、たくさんのおにぎりを作ってくれたので控室で交代で食事を取ります。そして、1時間ちょっと経った時に(千葉の火葬場は新しいので焼きあがるまで40分程度で済んでしまいます)、そろそろ焼きあがるという連絡があり、、、再び参列者は集合。。。お骨を拾うのですが、、、千葉では二人で一つの骨を掴みますが、秋田では一人一人が持った箸で片っ端から拾い上げていきます。。。骨壷へ納めるのは喪主の仕事です。(千葉では斎場の人がやります)足の方の骨から入れて最後は頭部の方・・・これは同じですね(^^;それから、朝お坊さんが来て行った儀式の焼香の際に、一人ずつ10円玉を供えたのですが、それも棺桶に入れられていて、お骨を拾った際に溶けた10円玉(の塊)を拾い上げていました。それはお守りになるそうです。。。(でも、私は貰ってくるのを忘れました)実は、昨夜は一般でいうところの「お通夜」のようなもの(お逮夜と呼ぶ)が執り行われ、今日、「告別式」のようなことを行ったようです。爺ちゃんの葬儀の時は、お通夜や告別式までに「念仏」と呼ばれている近所の人が訪れてお経をあげるという儀式がもう少し長い間入っていたんですが今回は少し短期間になっていました。。。そして今日の告別式(呼び方は違うのですが、忘れました)の後、お墓に納骨を済ませているはずです。。。千葉の方では49日の法要の時に納骨をするのが一般的だと思うのですが、、、秋田の方は、結局合理的になっているのでしょうか・・・同じ日本でありながら、本当に冠婚葬祭のならわしは様々で、「普通」と思われていることが「普通」ではなかったりするんですね。。。実に驚きでした。。。ところで、、、私の祖父母はこれで全員が亡くなってしまいました・・・でも、父方の爺ちゃんは8年前に満92歳で亡くなり、婆ちゃんも満91歳まで生きました。。。離れていたので、介護が必要となってからも全く力になることが出来ず、、、こんな仕事をしていながら、後ろめたい気持ちでいっぱいなんだけど。。。でも、、、これからも私は私で職務をまっとうしたいと思うのでした、、、