カテゴリ:植物学
マリーゴールド。Tagetes erecta、 (アフリカン種) Tagetes patula (フレンチ種) Tagetes tenuifolia (メキシカン種) 黄色やオレンジ、その中間の色があり、 白色、暗赤色と黄色~オレンジと暗赤色との複色がありますね。 昔、1900年ごろのお話。 マリーゴールドには、白い花はありませんでした。 アメリカのバーピーさんと言う人は、1920年に30年かけて、 非常に薄い黄色の花を作りました。 彼は、この花を元にして、改良を続ければ、白い花ができると思いました。 1954年、白花のマリーゴールドの懸賞を発表しました。 花径21/2インチ(約6.5センチ)以上の白い花が咲く種子を 最初に送ってきた人に、1万ドルを提供するというもの。 それから、なんと 21年。1965年 当時64歳のアリスさんが、賞金を手にしました。 21年間、バーピー社は、出品されたものの、試作、その他で、20万ドル以上費やしました。 ファーストホワイテス と言う アフリカン種の白いマリーゴールドのお話。 平成元年ごろ サカタのタネで、バニラと言う名のマリーゴールドの種を買いまして、 説明書どおりに、種をまいてみたのですが、 まったく発芽せず、サカタのタネさんに問い合わせたところ、 他のマリーゴールドとともに、送られてきて、再挑戦しましたが、 他のマリーゴールドは、ほとんど全部発芽して、キレイな花を咲かせましたが 白い花はとうとう、見ることは出来ませんでした。 去年、近くの公園で、白いマリーゴールドを見つけました。 2005年7月9日 兵庫県にて 撮影 上のマリーゴールドより、一回り大きな花が、近所に咲いていました。 2006年 10月6日 兵庫県にて 撮影 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|