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2023.10.01
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カテゴリ:季節のこと


蓑虫の音を聞きに来よ草の庵 (松尾芭蕉)
  秋は 人恋しいので 芭蕉さんも うちに遊びにおいでと言ってます。 
 蓑虫には「鬼の子」「鬼の捨子(すてご)」という異名があります。

*******
みのむし、いとあはれなり。鬼の生みたりければ、親に似て、
これもおそろしき心あらむとて、親の、あやしき衣(きぬ)ひき着せて、
「いま、秋風吹かむ折ぞ来むとする。待てよ」と言ひおきて逃げて去(い)にけるもしらず、
風の音を聞きしりて、八月ばかりになれば、
ちちよ、ちちよ」とはかなげになく。いみじうあはれなり。 

 清少納言 枕草子 ​​43. 虫は​​
 *******
◇◇現代語訳◇◇
 蓑虫はとてもかわいそうである。鬼が生んだ子なので、
親に似ていて恐ろしい心を持っているだろうとのことで、
親が(子に)みすぼらしい着物を着せて
秋風が吹くころになったら帰ってくるから、待っていなさいね」と言って、
置いて逃げ去っていったことも知らずに、秋風が吹いているのを音で知って、
8月ごろになると 父よ、父よ とはかなげに泣いているのは
とてもかわいそうである。

 このことから

 【蓑虫鳴く】というのが、秋の季語となっているようです。

  蓑虫が鳴くのは見たことが無いので 調べましたら、
この「蓑虫鳴く」は、一説には、蓑虫の近くには「チ、チ、チ」
と鳴く虫「カネタタキ」がいることが多く、
昔は、その鳴き声を蓑虫の鳴き声と考えていた、というものがありました。

 昔は沢山いた蓑虫。寄生虫のせいで 数を減らしてしまい、
めったに 見かける事が無くなりました。









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最終更新日  2023.10.01 12:27:35
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