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2023.10.02
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カテゴリ:季節のこと

俳句の世界では まだ ありまして、

亀と ミミズ(蚯蚓)も 鳴くことになってます。

***

蚯蚓鳴く六波羅蜜寺しんのやみ   川端茅舎(​​かわばた ぼうしゃ​​)

***

 秋の夜、耳を澄ませると何ものとも判ちがたいジーという音が聞こえるのですが、

それを 昔の方は ミミズが鳴いてると思ってたみたいです。

実は螻蛄(おけら)鳴き声です。

六波羅蜜寺で 鳴くのは 螻蛄より ミミズが似合うのでしょうか。

 ※六波羅蜜寺(ろくはらみつじ): ​京都市東山区轆轤町にある真言宗智山派の寺院​

***

川越のをちの田中の夕闇に何ぞと聞けば亀の鳴くなり 藤原定家

***

春になると、亀の雄が雌を慕って鳴くのだそうな

亀鳴くというと 春

蚯蚓鳴く 蓑虫鳴くというと 秋の季語 になります。

***

亀鳴くと嘘をつきなる俳人よ 村上鬼城

****

これを読んで 笑ってしまいました。

鳴かないとわかってても そのまま 季語にしておくところ

これが 風流というものでしょうか。

​​そう言えば、
カマドウマ という 虫もいますが
いとど とも言い、こおろぎ と混同され 鳴かないのに鳴くと
いとど鳴くが 秋の季語になっています。

 仏法僧(ぶっぼうそう)という美しい鳥がいます。

ぶっぽうそうと鳴くからと 名付けられたのですが、

これも 近くに鳴いてたコノハズクの鳴き声と勘違い。

鳴かないのに鳴く 不思議な俳句の世界のお話でした。

そういえば シマウマは わんわん って 鳴くらしい。






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最終更新日  2023.10.02 00:00:16
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