真幸くませ

あんぱんの葡萄の臍や春惜しむ <三好達治>

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 あんぱんは 明治になって パンになじみの無かった日本人にあわせて

酒種でつくった生地とあんこで作られたもの。

 明治天皇にお出しすることになったとき 

パンの真ん中をくぼませて、そこに吉野の八重桜の塩漬けを載せたのを

献上し、以後御用達に。

4月4日が　その日だそうで　4月4日は　あんぱんの日

 評判を聞き、店のお客さんたちが、桜あんパンを欲しがったのだけど

天皇と同じものを売ったんでは恐れ多いと言うことで、

そこで桜を抜いて、なぜかくぼみだけ残して売り出した。

穴のあいたパンがかわいいと 大受けしたということです。

 あんぱんは、小豆のアンが 中身が多いようですが、ほかに

白あんパンや、イモあんパン、栗あんパンなどの豆以外の餡を使ったもの、

桜あんやうぐいすあんを使った季節のあんパン

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 ※白あん 白いんげん豆または白アズキでつくったもの

 ※桜あん 白あんと桜の花塩漬けまたは 桜の葉の塩漬けを混ぜてつくったもの

 ※うぐいすあん 青エンドウで つくったもの

 形は 平たい 円盤型が多く ケシの実、塩漬けの桜の花、ゴマが載せられてます。

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 このケシの実は 蒔いても決して芽が出ないように処理されて 輸入されたもの。

 あの麻薬の元になるケシの種なので、厳重に処理されたものだけ

 輸入されてます。

 外国では 生のケシの実を入れたものをだして リピーターを作っていた

 飲食店がニュースになってました。おそろしや