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2023.10.27
カテゴリ：季節のこと
奥山に 紅葉ふみわけ 鳴く鹿の 声きくときぞ 秋は悲しき < 猿丸大夫> ※人里離れた奥山で、散り敷かれた紅葉を踏み分けながら、 雌鹿が恋しいと鳴いている雄の鹿の声を聞くときこそ、 いよいよ秋は 悲しいものだと感じられる。 夕されば 小倉の山に 鳴く鹿は 今夜は鳴かず 寝ねにけらしも <舒明天皇> ※夕方になると小倉の山で鳴く鹿が、今夜は鳴かない。寝てしまったらしいなあ 鹿は 秋に恋をします。 危ない季節でもあるので 秋に 角切りが 行われます。 紅葉と鹿で 花札を 思い浮かべた方もいらしたかな。 鹿の角は 自然だと 春に落ちるものなのだそうで、 自然に落ちる角と違って 切られるときには 多少 根元の部分を残して切ります。 そうすると その残された部分だけが 春になって落ちます。 その小さな角を「菊座」 と言うそうです。 鹿の角は 水難よけ 妊娠 金運の お守りになるとか お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
最終更新日
2023.10.27 00:00:17
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