beninoa

今日は、タロン政権になってから
改革されたことを紹介します




日本では、まず教員免許を取ってから
県や市の採用試験を受けて合格した人が
公立学校の先生になります

日本でも、一般企業では縁故採用はありますが
公務員では、ありませんよね

でも、以前のベナン は、
賄賂や縁故採用が幅を利かせていました
誰々の紹介
誰々の親戚
って事で、職にあり付けます
そして、資格は二の次


そうなると、公立の先生達の
教員の質や学力にバラツキが出ます



更に、公務員の給料も
政府がなかなか支払わないので
フランスと同じ様に、議論、おしゃべり大好きなベナン 人
直ぐにストライキ、プラカード持って抗議活動
そして、授業放棄
それも、長期間


それで
先生達も、生活費を稼ぐために
ストライキで授業しない分
生徒の家庭からお小遣いもらって便宜を計ったり
生徒の個人家庭教師をします


こうして、公立学校でも、貧富の差で
子ども達の学力に差が出てくるのです

そして、ベナン では、共通試験を受けて合格しないと
上の学年には上がれません

日本のように何歳だから何年生という決まりはありません






現在、タロン政権になって
80年代400万人だった人口が
今は1200万人になったベナン 

そのほとんどが、若い年代の子供達
人口増加に伴って、陳情された各地に
急ピッチで、小学校、中学校が建設されました

そして、学校の先生も沢山採用

まず、全国レベルの学力統一の為
今までの先生達のレベル調査試験を行い
合格した人のみ
子供達の先生になります

そして、これから教師を目指す大学生をインターン採用

大学卒業しても就職口がなかなか見つからなかった学生達のやる気にも貢献します

そして、何よりも
元大統領や前大統領の出身地の田舎に、
わざわざ日本のお金で学校を建てる必要がなくなりました

国のリーダーシップがちゃんとしていれば、
公共工事は、自国で賄えるのです