図書館でリクエストしていた「決定版 三島由紀夫全集」が手に入りました。
『春の雪』が読みたかったからです(ミーハーです)。
ちょうど読みたかった頃、書店には1冊も無く、図書館で検索してみると全集の中に入っているという。
そして本日受け取りに行ってビックリ。
辞書のように厚い。それにも増して装丁がカッコイイ。
アタクシの大好きな黒×赤のコントラストで金の百合の花とは・・・
コレ調べてみたら
全42巻ですって。1冊6090円なり。
う~ん贅沢。
小説を全集で読むなんて、何となく贅沢な気分。
文庫で数百円でも読めるものに数千円かけるという豪華さ(実際は図書館で借りたからタダなんですけど)。
普通の家庭にはまるで無縁のようなものですね。
でも本当にお気に入りの作家の全集だったら、家の書棚に並べて好きな時に好きな巻から読むなんて読書天国だわ。
森茉莉の全集は欲しいかも。今や入手困難なのでガッカリ( ̄~ ̄;)
この13巻には『春の雪』と『奔馬』の
豊饒の海1、2部が収録されています。
ぽつぽつと読み始めたのですが、面白い。
映画の配役の2人が脳裏をチラつくこともあるのですが、小説の中の主人公清顕はもっと繊細で悪(毒があって)で退廃的な印象です。(読み始めたばかりなので断言はできませんが)。
風景や衣装の描写が美しく、昔の日本の公爵や貴族の華やかな暮らしぶりが目に浮かぶようです。
お気に入りの一冊になりそうな雰囲気なので、新しく自分用に買ってしまおうかしら( ̄m ̄*)全集はムリですけど。いつでも好きな時に読めるように・・・
読み終わったら映画を見に行く予定♪