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カテゴリ:読書備忘録
今さらという感じですけどね。
例のライブドアの事件で気になって、普段は手に取らないような本を読んでしまいました。 勢い余って、も読んでみたのですが、内容はほとんど同じなので「渋谷・・」だけ読めば『ジャパニーズ・ドリーム』は読む必要はありません。 確かテレビの中で紹介されていた藤田氏が堀江氏を最初に見たときの印象「ロン毛で太っていてオタクそのもの」っていうのが妙にひっかかって・・・ 仲が良さそうにしていたのにそんな風に書くだろうか?というのを確かめたかった。というのがこの本を読んでみようと思ったきっかけ。 IT系や上場云々に興味は全くなかったのよね。 前に地元福井のテレビに出演していた藤田氏からは郷土愛のようなものはみじんも感じられず、「成功した地元出身者」として取り上げたかったテレビ局側の趣旨とマッチしていないインタビューだわ・・・( ̄ー ̄)と思い、彼に興味を持ったというのもあります。 藤田氏は子供のころからなまりの強い福井弁を使わないように努めていたため、疎外感のようなものを少なからず感じていたそうです。 言葉って確かに大事ですよ。 もともと関東育ちのアタクシは日々疎外感ですもの。 そして「早く都会に出て一旗揚げたい」という信念のもと上京して行ったわけです。 若くして億万長者になったからって、故郷に還元しようだなんてこれっぽっちも思っちゃいません。 野心を持ったチャレンジャーは田舎から去ってしまう。 これが地方に与えられた宿命なのかしら。 小さい会社がみるみるうちに大きくなっていくサクセスストーリーは躍動感があって読んでいても楽しい。 そしていい意味で虚勢を張ることが会社を大きく成長させる上で大事だということが分かった気がしました。 学生バイトで営業をしていた頃はナメられないようにオッサンっぽいスーツ着用とか、名刺や事務所の立地条件にはお金を惜しまないとか。 ライブドアが向かった方向も虚勢を補えるだけの実績が伴っていたうちなら、法を犯さずに済んだのかもしれません。 ニュースではよく分からなかった上場や株式のしくみは、おバカなアタクシでも理解できました(^~^;)ゞ この点では藤田さんに感謝です。 肝心の堀江氏に関するくだりには続きがあったのです。 ・・・オタクそのもの。しかしプログラムに関しては短期間で完璧にこなすプログラマーとしての顔を持っていたのですね。ホリエモン。 今となっては痛々しい奥菜恵さんとのツーショット写真も(;´Д`) ↑こういう本は扱っていませんが 新着本を少~しUPしました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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