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軽井沢から帰ってきた瞬間、奥歯のかぶせモノが取れました
「あの会場はカラオケ設備も用意してないし、余興の時間も作らなかったから大丈夫。」と、妹のしず(花嫁)が言っていたので、安心しておりました。 しかしながら、新郎君が「披露宴で(出たがりな)花嫁の父の出番がないのは可哀想だから」という気を遣ってくれて、花嫁には内緒で「ベストファーザー賞」なる賞を設けて、紅父タカシの出番を作ってくれていたのです。←なんて、いい子なんだ。 花嫁を除く紅家全員は「父の出番はあるものの、カラオケがないから延々と歌い続けることもないだろうし、変なことさえ口走らなければ丸く納まる・・・」と余裕をかまして、食後のコーヒーなどをいただいておりました。 案の定、受賞者の挨拶ということになり、 「え~、来賓の○○社長のお話の持ち時間が3分ということでしたので、私は3分10秒いただきまして・・・」←来賓よりも長くしゃべるつもりか!? なんやかんやとしゃべり続けた挙句、 「私の特技は歌なんですけど、ここにはカラオケがないと聞いております・・・」 会場からまばらな拍手が・・・ 紅母と顔を見合わせて、「えっ!?まさか・・・カラオケがないって言ってたからすっかり油断してたけど」と焦っていると、拍手がだんたん大きくなり後に引けない状況に。 「皆さんの拍手にお応えして、芦屋雁之助の『娘よ』をアカペラで歌わせていただきます♪皆さん手拍子をお願いします。」←その手があったかーっ! 父タカシは顔が細川たかしに似ているばかりでなく、歌手細川たかしばりに歌が得意なのだ。(親戚の結婚式の時にはもれなく登場している) そしてご丁寧に歌詞に新郎新婦の名前を盛り込み、オチのついた替え歌で歌い上げ、非常に満足そうにしていました。 ほくほくと上機嫌で席に戻ってきたタカシに 「ちょっと!あんなネタ、いつの間に仕込んでたのさっ?」と問うと、 「何かやってやろうと思って昨日の夜、寝ながら思いついた。」と、綾小路きみまろのようなモーニング姿で飄々としていました。 式の時の新婦との入場だけでは満足できなかったのか?タカシよ。 結果、新郎の父親よりも目立ってしまっていたじゃないか。 妹のしずは相当迫力のある花嫁に仕上がっていました。 むっちり具合が中世ヨーロッパ貴族の肖像画のようで、ドレスに着られることなくある意味よく似合っていたと思います。 新郎の靴のヒールは5センチ以上ありました。ひょっとしたら和泉元彌のようなシークレット構造になっていたかもしれません。 ちなみに結婚指輪のサイズは2人とも一緒らしいです 金額的にも平等だし、1個なくしても併用できるし、いいことです(爆) 次の日、アタクシは旧軽井沢のあたりをぶらついてみました。 日本は全国的に猛暑日が続いていますが、軽井沢はさすがに避暑地だけあって日陰に入るとわりと過ごしやすいです。 しかし、方々から金持ちが集まるので、物価が下界の3~5割り増しくらいになっています。 室生犀星の旧居(入場無料)に行ってみました。 机とイスのある小部屋は、犀星がお隣のガイジン家族の家を覗き見するための部屋だそうですΣ( ̄▽ ̄;) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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