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カテゴリ:読書備忘録
「ゴキブリのような速さで動くカブトガニ状の生物からお姫様抱っこで逃げ回る」という幸福なのか恐怖なのか分からない夢を見ました。
夢の中では(恐らく)無重力というか体重のない状態ですからね、アタクシ。 抱っこしてくれていた方に迷惑&負担はそれほどかけていなかったと思います。 昨日の夕方の地域ニュースで「化石の発掘体験(子ども限定)」というのを見たのがナゼか強烈に脳内に残っていたがゆえに、カブトガニが現れたのではないかと推測されます。 福井県では、やたらと恐竜や古代生物の化石が発見されるらしいです。 しかし姫である(?)アタクシがカブトガニを恐れるのはいいとして、王子(←アタクシを抱っこしている人だ)までがアタフタと逃げ回っているというのが滑稽でもあります。 カブトガニ(直径約30センチ)くらい足で蹴飛ばしてしまえば済むって話じゃないか?(冷静に考えればカブトガニなんてそれほど怖いものでもないし) そんな頼もしいのか気弱なのか分からない王子でしたが、超アタクシ好みっぽかったのに肝心の顔をまったく覚えていないというのが残念で仕方ありません。 二度寝したけれど、再登場はなりませんでした(´-ω-`)ちっ! お姫様抱っこをする側には腕力が必要ですが、される側にも技術が必要な気がします。(あまり体重を感じさせないようにつかまるだとか、軽く空中浮遊するだとか。) かつてお姫様抱っこをされた経験が2,3度ありますが、いずれも(相手も己も)へべれけ状態でした。ちなみに相手はどういうわけか彼氏でもありませんでした(-公- ;) シラフではできないのがお姫様抱っこなのかもしれません。 姫と言えば・・・ 藤紫さんオススメの作家、山崎マキコさんの『ためらいもイエス』を読みました。 『ためらいもイエス』 山崎マキコ わたしは仕事以外になにもない、さっぱりとした日常をいたく気に入っていたはずだった―二十八歳にして処女、仕事ひとすじの奈津美に訪れた予想外のモテ期。三人の男を前に、はたして彼女は、棒に振ってしまった思春期を取りもどすことができるのか。愛すべき恋愛音痴のための可笑しくて、やがて切ないラブストーリー。 やっぱり面白い~ 主人公奈津美の毒舌すぎるというか、正直すぎる独白部分が笑えます。 毒舌なのは奈津美の職場の後輩であり親友でもある青ちゃんもそうなんだけど、女同士の会話なんてほぼ「毒舌トーク」なんじゃないか?と思います。実体験を踏まえた上で・・・(*`艸´) 青ちゃんは、まぁ今時っぽいオシャレで気が利く女の子なんだろうな・・・という前提で読んでいましたが、奈津美の見合い相手ギンポ君こと神保さんという人物をアタクシはそうとう美化していまして。 奈津美にとって青ちゃんの男版的な存在だったし、奈津美を「姫扱い」してくれるところや、メガネをかけていて読書家なところなんかも、アタクシ的には萌えなわけで・・・ 海ナシ県育ちで魚の種類にはめっぽう弱いアタクシは、 「で、ギンポってどんな魚よ?」と思って、ググってみたら・・・ ググったことを後悔しました 魚顔ってところで、「せいぜい(アタマにハコフグをかぶっている)さかなクンみたいな感じだろうな」と勝手に思い込んでいたよ~。アタクシ、さかなクン嫌いじゃないし。 いやぁビックリだよ。 ギンポ顔の人間って、ありえない(爆) でも、どこかのサイトで見たギンポの天ぷらの写真は非常に美味しそうでした。機会があったら食べてみたいと思います ストーリーは「可笑しくて切ない」、いや?切ない部分ってあったっかな( ゜Д゜)? という感じで、オススメです。 しかしギンポ君の名誉の為にも「魚ギンポの基礎知識」は持たずに読んだ方がいいとアタクシは思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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