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カテゴリ:読書備忘録
桜庭一樹の読書日記『本に埋もれて暮らしたい』
を読了。 桜庭さんの読書日記の第4弾です。 パラリラパラリラ桜庭さんの特攻服写真が載っています(爆) 意外と似合っている。 相変わらず、ものすごい読書量の桜庭さんと周りの(恐らく出版社の)人たち。 読む→飲む→しゃべる→読む→書く・・・たまにサイン会などで移動。 って感じの日常。楽しそうだけど、けっこうハードなのかも。 最後の座談会「女子と言われるくらいならクソババアと言われたい」も面白かったな~(女子会のはずなのに一人オトコが混ざっている。しかし誰もそのことに気が付いていなかったという) 今回の読書日記の中で、特に「読んでみたい!」と思った作品メモ 第七回開高健ノンフィクション賞受賞作。 26歳の私は、ユーラシア・アフリカ大陸へ2年間の旅に出る。「その地域に生きる人たちの小さな声に耳を傾けること」を主題に、そして、その“小さな声”を手がかりに、生き延びる手段を模索し、世界を見つめ直していく。中国からチベットへ抜け、高僧に謁見。インドを放浪し、危険地帯といわれているパキスタンに入国。イスラム圏では、旅を続けるために戒律に従い、2度の結婚と2度の離婚を経験する。アラビア半島からアフリカ大陸へ渡り、オンボロ列車、船、バス、トラック……が壊れて、荒野へ放り出された私は、地元の乗客たちと同じ時を過ごすうちに、世界の奇妙な一面を捉え始める。ウガンダで孤児たちと生活を共にし、タンザニアで宝石堀りをし、ザンビアで密輸に加わり、ジンバブエで強盗事件に巻き込まれ …。私は、旅を続ける中で、人間社会の深い闇と確かな希望を発見していく。 ある女は苦界で一生を終え、ある女は身請けされ、ある女は惚れた男に全てを捧げた。江戸の不夜城、「吉原」を彩った女たちの悲哀に、歴史・時代小説の名手8人が挑む、豪華競演。 特に『張りの吉原』(隆慶一郎)が引用されていて、「これはぜひ読まなければ!」というくらい惹きつけられた。その他の作家さんも有名どころばかりなので、お得感アリ。 山田風太郎、読んだことがなかったので。 金瓶梅からして、表紙からしてエロ面白そうじゃないですか? とにかく傑作らしい。 『コルシア書店の仲間たち』 1950年代の半ばに大学を卒業し、イタリアへ留学した著者は、詩人のトゥロルド司祭を中心にしたミラノのコルシア書店に仲間として迎え入れられる。理想の共同体を夢みる三十代の友人たち、かいま見た貴族の世界、ユダヤ系一家の物語、友達の恋の落ちつき先など書店の人々をめぐる情景を流麗に描いたエッセイ。 がおすすめ作品なのだけど、気に入ってごっそり集めたくなった時のために「買うなら全集を!」という桜庭さんの助言に従いたい。 あくまでもアタクシの趣味なので海外作品は入っていません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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