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テーマ:ニュース(100000)
カテゴリ:時事ネタ。
「原発っていつの間にこんなに増えてたんですかっ?」
というのが正直なところで、今回の福島原発の事故がなければ、知らなかったかもしれない。 自分自身、原発を抱える地方自治体に住んでいるので、とても他人事とは思えず非常に危機感を覚えております。 ニンゲンの力では歯止めの効かないものを操ろうっていうのが、そもそもの間違いのような気がしてならないのだが、それにも増して日本というちっぽけな国土で54基って多すぎるだろっ! やっぱりアタクシも自分の身がかわいいので、「こういう事故が起こった場合、どこに住むのが安全か?」と考えるじゃないですか。 そうするとこれだけ原発に囲まれた環境を作ってしまったが最後「どこにも安全な場所なんてない。」という結論になりました。 うう・・・恐ろしい国だわ。 正直、原発より地球温暖化のほうがよっぽどマシなんじゃないか?とさえ思えてくる。 アタクシの住むイナカ町の原発も福島と同様に、自分のところで使う電力ではなくて関西地方に送る電力を作っております。 原子力発電所というのは水の豊富なところでなければ作れないらしいので、どんどん誘致してきたのでしょう。 電力会社が言ってきたように「絶対に安全」ならば、わざわざ日本海側に作らなくても、それこそ使う地域が自分のところに作ればいいわけで。 やっぱり「何かあったら相当ヤバイ」からこそ、たくさんの電力を必要としている都会ではなくて人口の少ないイナカに危ない原発を追いやっておこうということなんだろうな。 今回の女川原発が比較的安定しているように思われるのは、女川原発は東北電力が自らの東北地方に作っている原発であって、何かあった時に事故の被害を直接こうむるのが分かっているからこそ設計やら点検やらを厳密にしていた。 一方、福島の原発を作った東京電力は、しょせん他人事だったんじゃないか?と疑ってしまうよなぁ。 だから余計に関西の原発を抱えた北陸のイナカ町であるアタクシの住処が不安でならない。←実際に事故映像を編集して隠ぺいしていた事実があるからな。 そして今回の統一地方選で、アタクシは「さすがに原発はもうこりごりだろう。」と思って、反原発派の候補者に票を入れたのですが、フタを開けてみれば原発推進派の現職が圧勝してました。 まったく懲りてないよ・・・ っていうか、所詮対岸の火事なんだろうな。 原発関連で働いている人がとても多いのが事実で、「明日の飯のため」と思うと原発をきっぱりと辞めることは難しいのかもしれません。 原発をなくすということは仕事もなくすということ。 それでも未来の地球のために原発はやめて欲しかった。 引き続き市長と市議選があるので、今度こそ(反原発派)リベンジ!と思っております。 だって、今の市長ったら福島原発の事故の直後に何をしにわざわざ東京まで行ったかと思えば 「この事故のせいで、原発増設の計画を中止されちゃ困る。」旨を言いに行ったとか。 このKY発言ホントですか? またしても原発推進派が市長になったら、このイナカ町に未来はないと思います。 っていうか、仕事にケリをつけてこんな町さっさと出て行きたいくらいです。 アタクシが思うに、イナカ町の住人も日本政府も電力会社も平和ボケしている感が否めないので、この際国際的に「国土に応じた原発数を規制する」だとか、地震が多発する国に原発を作らせない法律だとか作って欲しいですわ。 最後にとおり・ゆうさんのブログで教えていただいた山岸涼子の漫画『パエトーン』の無料WEB公開をリンクしておきます。 http://www.usio.co.jp/html/paetone/index.html 「ずっと好きだった」の替え歌「ずっとウソだった」 の動画見ました。 斉藤氏の勇気すごいな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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