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ボクが音楽に目覚めたのは、まず映画からだった。
小学2年の頃から映画に目覚めたボクは、5年生の頃、父親が買ったサンスイのステレオをきっかけに、映画音楽に目覚めた。 ジャン、ジャジャーン・・・ 音を聴いてるだけで、あの名画の一場面が・・・「ベン・ハー」、「ジャイアンツ」、「風とともに去りぬ」・・・。 「特選・映画音楽全集」なんてタイトルだったかな。ポール・モーリア好きの父親は買ったばかりのステレオのレパートリーを増やすために、快く買ってくれた。 ところがある日、いとこのお姉さんが、ステレオを買ったんならLPを貸してあげる、と3枚のLPを持ってきてくれた。 アグネス・チャンの「草原のかがやき」、ビートルズ「サージェント・ペパーズ」、ローリング・ストーンズ「ブラック&ブルー」(なんという組み合わせ!?) 真っ先に針を落としたのが、アグネス。当時、あの独特の声と不慣れな日本語で一躍トップ・アイドルになっていた彼女のヒット曲以外の曲は新鮮だった。 しばらく、これっばっかり聴いていて、他の2枚は棚の飾りとなっていた。 ある日、友達が数人遊びに来たときのこと。 「おい、何かステレオで聴こうぜ!」 と、友達の一人が言い出した。 「いいよ、何聴く?」と言いながら、ボクの頭の中では「映画音楽なんてうけないし・・・、アグネスもちょっとミーハーだな・・・どうしよう・・・・よし!」と手に取ったのがビートルズ。 初めて「サージェント・ペパーズ」に針を落とす。 みんな神妙な面持ちで黙ってる。 何だか騒々しいな・・・、ちょっと不評かな・・・? 「おい、お前、すごいな!こんなの聴いてんのかよ!」 「かっこいいな!、これ!」 と、みな訳も分からず絶賛。 行きがかり上ボクは、 「おー・・いいだろ、これ・・・最近はビートルズだよ・・・」 なし崩し的にボクはクラスのビートルズ通になってしまった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.01.27 12:43:22
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