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アメリカと日本では、何がこれほど違うんだろう?
このアルバムは中学生のボクに日米間の文化的ギャップを初めて教えてくれた。 中学生のボクは、毎週欠かさず小林克也の「ベスト・ヒットUSA」でアメリカの最新チャートをキャッチ・アップしていたのだが、アメリカで発売されてから日本で発売されるまでのタイム・ラグに悩まされた。 アメリカでNo.1に輝いてから、日本で発売されるのに早くて2ヶ月、遅いと1年なんてのもある。ボクの家の近くのレコード屋さんのおじさんは決してアンテナが高いタイプじゃなかったので、ほっておいたら一生店頭に並ばない可能性があったので、ボクは必ず予約を入れるわけ。ところが、発売日がまちまちなので2枚一度に入荷、なんてことがあり、お小遣いの乏しいボクには、どちらか先延ばしにするしかなかった。 これって、次第にツケがたまるみたいでいやなものだよ タイム・ラグがあっても発売されれば、まだましで、全く出ないなんてのもある。 それがこのピ-ター・フランプトン「カムズ・アライヴ」である。 本国、アメリカではすごかったよ! 毎週、毎週No.1 で、何週続いたかな・・・・? 何しろ、アメリカでは一家に一枚と言われるほどで、「2枚組のライヴアルバム」なんて代物が全米でなんと1400万枚売れたんだから。 それが日本ではどうでしょう? ボクと同じ世代でもこれを知っている人は少ないと思う。 日本のレコード会社は、これは日本では売れないと考えたんでしょうか。 ブームが去ってしばらくしてから日本に入ってきたアルバムの帯には、 「元ハンブル・パイの・・・」なんて紹介があって、とりあえず出しました的な扱いだった。 今は輸入盤が簡単に手に入るので、こんな苦労はなくなったけど、昔は日本のレコード会社しだいだったので結局、旬で味わえなかったものもあったのです。 レコード会社しだいと言えば、アルバム・タイトルも大変だった・・・。 それはまた次回。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.02.12 16:43:29
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