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去る1月12日、ピアニストであり、ジョン・コルトレーンの妻であったアリス・コルトレーンが亡くなった。享年69歳。
アリスの演奏にはそれほど触れたことのない人でも、ジョン・コルトレーンの妻と言えば思い入れも違うのではなかろうか。 ジョン・コルトレーンって変わった人だったらしい。 マイルスとやっていた頃も、ひとりとぼけた一面も見せていて、それがまた彼の独特の演奏スタイルを生み出していたのだと思う。 プレスティッジ時代のマラソン・セッションでの「栓抜き事件」は語り草でもある。 そんな、とぼけた一面と対照的に、すごくストイックなエピソードも事欠かない。 どうしても、自分の演奏に納得できなくて、失踪事件を起こし、周りが慌ててるのをよそに、山奥でひとり修行をしていた、なんて話もどこかで読んだことがある。 昨年、ニュー・ヨークに行ったとき、ボクの泊まった安ホテルからほんの数百メートルのところに、かつてジョンとアリスのコルトレーン夫妻が住んでいたと言うマンションがあったので出かけてみた。 この写真がそのマンションである。 二人はここでどんな生活を送っていたんだろう? 感慨もひとしおである。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.02.21 10:25:02
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