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またもやErik Truffazの新譜の紹介。
以前から、彼の演奏の中にイスラミックなテイストが感じられていたが、このアルバムは正にその物ズバリといった印象。 この「Face-a-Face」というアルバムは2枚組のライヴ・アルバムでレーベルはあの「Blue Note」。 1枚目がErik Truffaz & Ladyland 名義のToulonでのライヴで74分。 イスラムのスフィって言うのかな?独特の旋律のヴォーカルとそれに絡む、怪しいポリリズムとも何とも言いがたい雰囲気で、圧倒されます。 2枚目がErik Truffaz Quartet 名義のGeneveなどでのライヴでこちらも74分の長尺。 こちらは、ヴォーカルはほとんどなく、ダークでクールな演奏が80年代のマイルス・バンドの雰囲気に似ています。 このアルバムを通して聴いてみて、自分がなぜこれほど魅かれるのかがわかった。 やはり、マイルスの遺伝子を彼に感じるからだと思う。 マイルスの持っていた、音楽への実験性とクールネスがこのErik Truffazの中にある。 ぜひご賞味あれ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.06.26 13:57:54
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