Ｂｅｎ’ｓ　Ａｔｔｉｃ　

最近、大学生が荒れてますね。
慶応に続き、早稲田までも。

でも、ボクも20年以上前、このマリファナを楽しんだ経験があります。

アメリカで2か月間放浪した帰り、ハワイに寄りました。
ロサンゼルスで知り合った関西の友人がたくさん持っていたんです。
彼もボク同様、アメリカを放浪していたらしいが、目的がモロ、マリファナ。
全米各都市でいろんなマリファナを買い試してきたらしい。
ところが、日本に帰国間近になり手元に在庫がかなり残ってしまった。
じゃあ、ハワイで消費するか！ということで、彼の泊まるホテルにころがりこんで、
朝から始めた。

ボクはもともとたばこも吸わないので、彼が水パイプを用意してくれた。
最初の一服、そして二服・・・、だんだん楽しくなってきた、
二人ともなんでもない話でおお盛り上がりで、ゲラゲラ笑いが止まらない。
テレビの音がハイファイ・ステレオのようにシャンシャン鳴ってる。

しばらくして、正気にもどると、外は夕暮れ。
二人とも何も食べていないことにようやく気付く。
何か食べに行こうと、お互いに顔を見合せてびっくり。
「お前、目が真っ赤だぞ！」「お前もだ！」
そう、マリファナを吸うと目が異常に充血するのです。
夕暮れというのに二人とも不自然なサングラスをかけて外へ出た。

またホテルに戻り、
「おい、これニューオリンズのやつだけどやる？」ってな感じでまた始まる。
途中、「Rush」なんかも試してみた。
これは、ホントに良くない。
全身の血が全部頭に集まってくる感じで、
椅子ごと後ろに倒れた。

気がついたらボクらは三日三晩こんなことをやっていたことになる。
せっかくハワイに来たにも関わらす。

でも、この時のボクらには罪の意識はほとんどなかった。
アメリカでは合法だと思っていたからだ（実際は非合法だが）。

日本ではもちろん非合法。
でも、マリファナの危険性（幻覚を見る）や習慣性については、
軽く考えている学生が多く、これに頼るようになると命取りだと思う。

若気の至りでバカげてはいたが、今となっては良い経験だった。