またまた長らくのご無沙汰でした。
エコノミスト北さんに日記復活をオススメした手前、書かない訳には・・・。
本日の素敵な先輩は・・・・二度目の登場。
昨年の暮れでしたが、内田裕也さんの誕生日パーティーにお呼ばれしてきました。
代官山のそれはそれはお洒落なレストランで御座いました。

シチリアマフィアの本家を思わせるような（そんな所しらんけど）スロープを降りて行くと
薄暗い奥の席には安岡力也様マフィア軍団御一行が睨みを効かせておりました。
ちなみにこの御一行様とは日本全国いろいろなお祝い事の席で会います。
意外と義理人情に厚い御仁達です。

出来るだけ目を合わせないように来賓の皆様を観察すること暫し・・・
う～ん、こりゃある意味紅白より凄いかもと思うような集いで御座いました。

かまやつ"ムッシュ"ひろし氏、大野克夫氏、山本寛斎氏、
故松田優作さんの奥方で女優の松田美由紀さん、映画監督の荒戸源治郎氏、
ジョー山中氏、途中参戦のモックン夫妻、ミナミの帝王とかいう竹内力氏・・・などなど。

書くのが憚られるような巨人も多くおられましたが都合で割愛させて頂きます。
尚、上記ご紹介は順不同で御座いますのでクレームは駄目よ！！

しかし御大もついに６４歳。私とは二回りも違いますが年を感じさせませんね～。
秘訣は何でしょうか？と問うと「ロックンローラーは年取らないんだよ～ッ！！」
と言う返事が返ってきそうなので聞いたことはありませんが類い希なる好奇心と優しさ
のなせる技でしょうか。半独身生活のせいかも知れませんが・・・

なんでもモックンが二世帯住宅を建てて裕也さんの同居を求めたそうなのですが氏は
用意されたご自分の部屋を見て激怒したとか・・・窓のないウイークーリーマンション仕様に
なっていたとか・・・・噂ですよ、う・わ・さ・・・あくまで。

それにしても暫しの観察で改めて思ったのは芸能界の人は挨拶がうまいな～と言うことでした。
おざなりではない挨拶を皆さんされますね。
最近は挨拶がキチンと出来ない若い人が多いように思います。

若い時代に先輩から「挨拶は身を守る鎧だ」と教えられたことがありますが、真実だったな。
挨拶見ると人間の器量がよく分かるもんな～。タダで出来る人間マーケティングが挨拶です。
「改めるのに遅すぎる事はないのよ」と初恋の女がよく言ってたな～我が身も反省反省。
よし、今年は日本一挨拶のうまい男になろう！！なんて・・・三日持つかな？

私は社員にあれこれ教え諭すタイプではありませんがいくつか新入社員にだけ厳守させる
ことがあります。そのひとつは会食の席などで配膳を見るなという事です。
これは昔、ある大物から教えられた事ですが端から見られると卑しく映るんですね。
お金の使い方と食事の仕方はその人の品が一発で露わになります。
でもなかなか自分では気が付かないんですよね。かく言う私もよく細君から注意されます。

以前会社のＯＬが婚約中の彼氏と食事をした帰りの会計で彼が財布から小銭を落とした
らしいのです。その小銭を慌てて拾う姿に幻滅して婚約を破棄したそうです。
なんだか解るような解らないようなエピソードですが、ようは品が無かったのでしょう。

私が品を語るのもどうかと思うのですが、人間の素養の中で一番大事なのが品だと思うのです。

これも私が語るのはちゃんちゃら可笑しいと思う人が港区に１０人ほどはいそうですが
酒席を宴たけなわの頃に切り上げて帰れと言うことです。
酒席というのは盛り上がりのピークを過ぎると段々と話題も否定的になるし過度の飲酒で醜態を
さらす事にもなりかねません。自分も周りも楽しい記憶を持ち帰ったほうがいいんです。
飲酒過多の記憶喪失ほど哀れなものはありません。完全に体験談です。とほっ！
酒に慣れないフレッシュマンは特に注意して頂きたいですね。

それから心付けはそっと陰で渡せと言うことですね。
人前で渡すのは自己の優越感だけは満足させられますがの貰った人の満足感は半減です。
これも品に通じる事かも知れません。

常々思うのですがお金は稼ぐより使う方がはるかに難しい。
これを言うと新入社員はそれは逆でしょうと言う顔をしますが稼ぐ器量と使う器量はイコールでは
ないのよ。まあ大金稼いでみないと解らんわな。

人の経験を自分の経験に出来る人が一番賢い人間だと思うんですよ。
素直に受け取れる人は世の中から受ける恩恵も大きいという事を覚えておいて下さい。

なんだか入社式訓辞みたいになってきましたのでそろそろお暇します。

では次回は芸能ネタをお休みして・・・・感動の名人、巨匠編に突入か？？