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先日、ばぁちゃんの1回忌がありました。
おばぁちゃんとは生まれたときから、一緒に住んでいました。 母は働いていたので、「ただいま~」と家に帰ると、 いつもばぁちゃんがあたたかく迎えてくれていました。 この時期は、玄関を開けると、よく焼き芋のにおいがしていて 嬉しかった事を思い出します。 おばぁちゃんがいなくなって1年。 でも、遠くなったような気はしないんです。 法事で人が集まると言うと、 実家では父が張り切って料理を作ります。 定年後、すっかりはまっているのが料理。 みんなの「おししい!!」が聞きたくて、 せっせこ、せっせこつくっています。 実家に帰ると、なぜか皿洗いその他気にならずよく動けます。 いつもは山のように洗い物ためているのになんでや!! 確かに、実家の台所は古いけど団地に比べて動きやすいし使いやすい。 だからかな~と思っていたんだけど、 違いました。それだけではありませんでした。 緊張感です。 10名くらいで飲み食いしてると、一気に皿はたまっていくし、 出せばいくらでもお皿はあるんだけど、 ためたら大変!!という強迫観念が働く。 しかも父がいつ新しい料理を作り始めるか解らないし、 料理作ってる父に洗い物までさせるわけにわいかん!! という緊張感なんですね。 どのタイミングで席を立ち、 他の人が気を使わないでいいように皿を洗うか、 この辺の緊張感なんですよ。 確かに、 小学生までの頃、無茶苦茶な緊張感で毎日過ごしていました。 いかにして父の機嫌を損ねずに過ごすか!! 咳払いしてる!お茶かな! ご飯が済んだ センブリ煎じなきゃ!! うわ!今日は機嫌悪そう!! あっ!新聞読みたいみたい!! ってね。 今思えば大変な毎日だったんですね・・・。 でも気持ちよく動いてましたね。 もちろんそれがいいとはいいません。 おかげで私は自分の感情に強いブロックがあるもよう。 その辺の所はフラワーエッセンスにずいぶんお世話になりました。 でもね、やっぱり人間 ある程度の緊張感は必要ですよね。 我が家の住人は家に帰ればみんな脱力状態。 私も、ダーリンも子どもも外ではおりこうさんですが、 家に帰るとみんなだらしないとしか言いようがない有様。 結局 私たちは一番大切な人たちと、 不快な気分で過ごしているのであります・・・。 ありのままといえばありのまま・・・ いや~やっぱり違うでしょう。 やっぱりお互い気持ちのよい関係でいたいですよね。 新鮮さもときめきもなく、 淀んだ空気をすっているかんじ。 いかん!いかん! 当たり前の毎日にあぐら組んでたらいかんよね。 そういえば せのうかっぱさんだったかな? 婚姻は1年契約とかいってたな~。 毎年結婚記念日に、来年どうするか話をして決めるって。 離婚届も用意してあるって。 何度か怪しい年もあったらしい。 でもそのくらいの緊張感があってもいいのかも。 と思ってしまった。 できれば周りに左右されず、 自分のなかに程よい緊張感を保ち続けたい。 何がこんなに堕落させているのか これはちょいと考える必要がありそう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
November 25, 2004 10:39:22 AM
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