◎本の虫のベストテン2008
◎本の虫のベストテン2008・悪人/吉田修一・ハナシにならん! /田中啓文・のぼうの城/和田竜・人生、成り行き/立川談志・花のさかりは地下道で/色川武大・古本漁りの魅惑/高橋輝次編・そろそろ旅に/松井今朝子・そうかもしれない/耕治人・セメント樽の中の手紙/葉山嘉樹・花と龍 上下/火野葦平 花のさかりは地下道で『悪人』はダントツ1位!(あとは順不同)○その他記憶に残った本3冊・四国八十八ヶ所感情巡礼/車谷長吉好きな作家をベスト10に入れないこの辛さ・・・早く小説書いてー!!・女神記 /桐野夏生『東京島』よりこちらのほうが終わり方など丁寧に感じた。誰もが知る題材を独自の物語にしてしまう手法は、あいかわらず見事で感心する。著者にかかると太古の時代から女ってドロドロなのね・・・・錦/宮尾登美子久しぶりの長編で期待を裏切られなかった。織物に命を懸けた男の一生を丹念に描いて重厚な読後感。 皆様のおかげで、未知の面白い本をたくさん読むことができました。厚く御礼申し上げます読ませていただくばかりで当方はあまり発信せず申し訳なく思いますが、たよりにしておりますので来年も変わらぬご厚誼のほど よろしくお願い申し上げます!!