ありがとう、だいすきっ!!(あきらめそうになっても)
任天堂の工場から宅配便が代引きで届きました。中身は、「どうぶつの森」というゲームソフトです。事件が起きたのは、先週の金曜日です。長女(8歳)が、長男(11歳)に「ねえ、ゲームかしてよ」と言ったところから始まりました。しばらく遊んで、そのままにしていたところ、長男がやりたくなったので、長女のゲーム機本体から、ソフトを抜き出したのですが、肝心な接触部分(キラキラ光るギザギザしている)を破損してしまったのです。長男は、長女が差し込んだ時に壊した、と主張しますが、長女は、ていねいに扱ったと主張します。もっと大きな問題は、ソフトの中でストーリーを進めてきたことです。新品を買い直しても、手に入りませんから、本人はひどくショックを受けていました。長男いわく「○○君が同じように壊した時は直せなかった。」ということでした。私は、大きなチャンスだと感じました。「無理だ」「できない」などとあきらめかけた時、もう一歩、前に出る気持ちを持つことが大切であることを伝えたいと思いました。まず、ゲームソフトの取扱説明書を調べました。どうやら、修理を受けてくれる工場があるとわかりました。次に、インターネットで、同様の情報を探しました。やはり、同じ場所に修理工場があると書かれていました。しかし、電話番号が異なっていましたので、順番に掛けてみました。ひとつは、現在使われておらず、もう1つが正解でした。担当者にいくつか質問してみると、実際に見ないとはっきりしないが、直る可能性は十分にある。期間は、お盆休みが近いので、最大で1ヶ月近く掛かるかもしれない。通常、費用はゲームソフトの新品価格の半額が目安になっている。うまくいけば、積み上げたデータを残すことができる。などのことがわかりました。破損したソフトを送る際の注意事項を確認してから、長男の目の前で、手紙を書き、ソフトをエアキャップシートで包み、封筒に入れました。うまくいけば、2,000円程度で、元の状態のソフトが自分の手に戻ってきます。すでに長男の顔はすっかり明るくなりました。気まずくなっていた長女も笑顔になりました。翌日、妻が郵便局に行き、郵送完了です。そして、今日、代引きの宅配便が届いたわけです。子供たちは、祖父母の家に泊りに行っているので、まだ、実物を見ていません。中身を確認し、再び、楽しく遊べることを実感した時、きっと喜んでくれると思います。また、あきらめそうになっても、完全に可能性がなくなるまでは、行動することの大切さを実感してくれたと信じています。ありがとー!!