●今日のわが子(スーツケース事件について思うこと)
今朝、テレビを見ておりましたら、子供同士で遊んでいて、スーツケースに閉じ込められた男の子が熱中症で亡くなったと知りました。こういうことは、昔からあります。道路でダンボールに入って遊んでいた子供が自動車にひかれたり、粗大ゴミの冷蔵庫に閉じ込められて窒息した子供もいました。今回のケースでは、一緒に遊んでいた子供がなぜ大人に助けを呼ばなかったのか、という疑問があります。叱られるのがイヤだったのか、危険性にに気づけなかったか、本当のことはわかりません。もし、大人に言いづらい、ということがその子供にあったとしたら、それは大人の責任です。子供は失敗することが仕事です。(私は今でも失敗ばかりですが)失敗のたびに叱られ、嫌な思いばかりしていたら、そのうち隠すようになります。自分の経験からすると、大人が本気で子供を思ってくれていたら、子供は叱られても大丈夫です。むしろそれが嬉しい時さえありました。自分を本気で見ていてくれた、と感じるからです。伝わるのは、こころ、なのです。何やっているの!!まったくしょうがないなっ!!などと、大人の感情を爆発させてはせっかく成長できるチャンスを奪ってしまいます。お前にとって、これを続けていたら、ダメなんだぞという伝える気持ちがあれば、それは必ず届きます。子供が勉強もできて、社会的なマナーや常識も知っている、何でも自分でわかる、などということなら、学校も要らないし、親も必要ありません。子供は失敗して、様々なことを学びます。ただし、してはいけない失敗もあります。命に関わることがそうです。漢字が書けなくても、計算ができなくても、それだけは早く知らせたいと思います。生き抜くための力をつけるために、今日も子供たちは一生懸命です。私もそのサポートのために、今日も一生懸命やります。※暗い話になってしまいましたが、気持ちを抑えきれずに書いてしまいました。楽しい話題を期待された皆様にお詫び申し上げます。