●今日のわが子(右手で書く)
先ほど、長男が初めて右手でひらがなを書きました。今まで左手で書いていました。私のシャーペンを握ってみたら、とても握りやすくて、右手で書いてみたくなったようです。我が家は、私も妻もサウスポーです。子供2人も左手で書きます。教えたわけでもないのに、気づくと左でやっています。長男は、一生懸命にひらがなを右手で書きました。もちろん、初めてですから、それなりの文字です。でも、うれしそうです。今までやらなかったことをするようになったのです。それがうれしいわけです。私としては、右に直すつもりはありません。私が幼いころ、幼稚園や小学校の先生から矯正するように母に対して何度も話がありました。母は、そのたびに断りました。父が絶対に矯正してはいけないと言っていたからです。父が考えるには、自然に左を使うのだから、脳がそのようにできているはずだ、というわけです。当時は矯正することが当然という時代でした。今では、当たり前に思えますが、幼稚園、小学校の先生たちは誰一人として理解できませんでした。父の言葉が理解できたのは、高校生になってからでした。友達に左から右に矯正した人がいて、彼がひきこもりになったのです。原因は、どもりです。そして、運動が極端に苦手でした。どうも身体と頭がうまく連絡してない感じでした。数学や理科は大学生くらいできましたから、雰囲気からして、矯正が悪い方に出たように思えました。長男には、左でも、右でも、好きに書いてもらえばよいと思っています。ただ、できるなら、両手で書く練習をしておくとよいと考えています。手先の刺激は、脳によい刺激になると思っています。ですから、実用性は別として、両手で練習することで刺激を受けて欲しいのです。本人は、単純に感触が違って面白いだけみたいです。ま、いっか。楽しくなきゃ、続かないし。