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2011.12.30

お正月の準備

テーマ：本日のお勧め(385965)

カテゴリ：生活・ニュース

■ 門松 ■

29日と31日に門松を飾るのはNG！

門松とは、今ではお正月飾りのように思われていますが、
元はといえば歳神（としがみ）の依代（よりしろ）といわれ、
歳神が宿る安息所であり、神霊が下界に
降りてくるときの目標物と考えられていました。

重要有形民俗文化財に指定されている京都祇園祭りの、
山建て鉾建てが、その最たるものですよね。

門松は、12月13日から28日の間か、30日に飾るのが正式。
29日は、「九松」といって「苦」に通じ、
31日は「一夜飾り」といって、避ける風習があります。

お正月は本来、神様をお迎えする日ですので、
一日だけでは、神様を迎える誠意が足りないということなのでしょう。

■ 松の内 ■
　
　松の内とは、元日から門松を取り外す日までの期間のこと。

歳神を迎えて、役目が終わった門松は、七草の７日に取り外すのが
一般的ですが、地方によっては、４日とか６日、１５日までと様々みたいです。

■ しめ縄（注連縄）■

神社神道では、お社（やしろ）・神域と現世を隔てる結界の役割を意味します。

また神社の周り、あるいは神体を縄で囲い、その中を神域としたり、
厄や禍を祓う結界の意味を持つ。

御霊代（みたましろ）・依り代（よりしろ）として
神がここに宿っているという印ともされる。

古神道では、神域と俗世の端境や結界を表し、
場所によっては禁足地の印になっている。

日本の正月では、家々の門、玄関、出入り口の他、
車や自転車などに飾るしめ縄も、厄や禍を祓う結界の意味を持つのです。

■ 鏡餅 ■

その形は「三種の神器」鏡・玉・剣を表しています。

お正月飾りの鏡餅は、元来年神様へのお供えの餅のことで、
鏡が餅、みかん（だいだい）が玉、干し柿が剣です。

また、餅を二重に重ねているのは「重ね重ね」という願いを込めて
陰（月）と陽（太陽）を表しているといわれます。

鏡もちの飾り方には意味があり、裏白は長寿と夫婦円満、
昆布は「喜ぶ」、だいだいは「代々栄える」、串柿「幸運を取り込む」
ゆずり葉（ゆずり木は新葉が成長してから旧葉が落ちる）は
「家系が絶えずに続く」という縁起を担いでいるのです。

正式な鏡もちの飾り方は、半紙を敷いた白木の三方に
重ねた丸もちをのせ、そのまわりに橙（だいだい）、裏白、昆布、
ゆずり葉などと併せて、縁起物の海の幸と山の幸を飾ります。

家ではこの基本を押さえ、三方に半紙を敷いて、大小のおもちの上に
葉の付いた、みかんを置くだけで完成です。

本来は１月１１日まで飾っておいて、飾りを取り除くと同時に
鏡餅を食べるのがしきたりのようです。

では、皆様良いお年を御迎えください。(●´_ _)♪

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Last updated 2011.12.30 18:39:03

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