1/4のOne Love

今日は、ｳﾁにとって高校生活で2番目に嫌な1日の予定で。
実際にそんな1日となってしまいました。

今日、この日は
高校3年間の授業が全過程終了する日。

簡単に言うと、明日からは授業を受けなくて良いってこと。

現役生に言うたら、「良いなぁー」なんて声が聞こえてきそうやけども。
ｳﾁはこの日が来てほしくなかった。
ｳﾁにとって、高校生活最後の授業。
友達の中には人生最後の授業になる子もいる。

そんなﾗｽﾄ授業を飾るのは英語（ﾘｰﾃﾞｨﾝｸﾞ）
ｳﾁﾗの英語の担任のN先生は、ｳﾁﾗにとってすごい思い入れのある先生で。

ﾎﾝﾏはｳﾁﾗの担任をしてくれててんな。
このN先生。
でも、5月頃に先生の旦那ｻﾝが重病にかかってしまって。
付きっ切りで看病しやなｱｶﾝようになってしまって。
仕事と家庭の両立が出来なくなっちゃってね。
取り敢えず、学校を休んでん。

ｳﾁﾗはすぐに帰ってくると思っててん。
でも、旦那ｻﾝの病気がﾎﾝﾏにひどいらしくて。
なかなか戻って来ぇへんかった。

そのうちに、「担任を降りなｱｶﾝ」ってN先生から連絡がきて。
ｳﾁﾗの担任は学年主任でもある、今のT先生に代わった。

N先生がもし、仕事に戻れてもｳﾁﾗの受験が本格的に始まる10月頃から、旦那ｻﾝが再入院の危険もある。
そんな大事な時期にｳﾁﾗに迷惑は掛けられない。

そんな理由で、担任を降りた。


10月になって、旦那さんは順調に元気になってたみたいで。
N先生は再び休むことはなくて。






今日に至ったわけやけど。
ｳﾁﾗ、そんなことも忘れてるし･･･。
取り敢えず、「最後やから気合入れよー」ぐらいのﾉﾘで。

先生が教室に入ってきて。
授業をしないでを話し出した。

将来のこと、夢のこと、働くこと、人生、生きること･･･

色んな話を語ってくれた。

最後の授業時間も残り少なくなった時。
この3年間のことをﾎﾟﾂﾘ、ﾎﾟﾂﾘを話し出した。
N先生はｳﾁﾗの入学と同時に転勤してきた先生で、ｳﾁﾗと一緒に今の高校に慣れてきた先生で。
今日までの思い出を話しだして。

そんなｺﾄもあったなぁ･･･なんて思い返したりしながら聞いてた。
ｸﾗｽの皆が。
静かに、静かに。聞いてた。

今年1年間の話になった時。
N先生の声が震え始めて･･･

「この1年は、私にとって本当に辛い1年でした。
　でも、私がこの学校に戻って来れたのも、あなたたちのお陰なんです。
　あなたたちが居なかったら、私はここまで立ち直れなかった。
　あなたたちの担任で、先生で本当に良かったです。
　これは先生の誇りです。
　あなたたちのように素直な生徒は、本当に先生の誇りです。




　･･････本当にありがとう。ありがとうね。」

泣きながら。


そう言いました。
何度も「ありがとう」と泣きながら言うてはりました。



ｳﾁの右隣の席の男の子も泣きました。
ｳﾁの左隣のﾁｬｰﾘｰも泣いてました。
Sも、Rも、Tも、Sも、O君も、Hｻﾝも･･･
色んな所から鼻をすする音が聞こえます。

ｳﾁは、必死に涙を堪えてました。
泣くのは本当に最後の日にとっておきたいから。
卒業式にとっておきたかったから。

目の前の先生が涙で全く見えへん。
でも、流すまいと必死に堪えました。

授業終了のﾁｬｲﾑが鳴って、皆で泣きながら
「ありがとうございました。」を言う時も、ずっとずっと堪えてました。

SHRが終わって、掃除の時間。
ｸﾗｽには、まだ鼻をすする声が聞こえますが、ｳﾁは我慢の成果が出てきたみたいで。笑
あぁ良かった。とか思って油断してたら･･･

ﾁｬｰﾘｰ!!!!!

大泣きするんです。
ﾎｳｷ持ちながら。廊下で。（ｳﾁﾗは廊下の掃除当番）

もうね。
ｳﾁの我慢が台無し。折角の我慢が水の泡。
廊下で2人で号泣。

ｳﾁは泣くようなｲﾒｰｼﾞがない人やから、皆にﾋﾞｯｸﾘされたけど。
「花粉症やねん。」と意味不明な言い訳しながら号泣。

「ﾏｽｶﾗ落ちるやろうな･･･」とか一瞬考えたけど、涙は止まらずに。
そりゃそうやわ。
誰よりも涙もろくて、もらい泣きが激しくて実は泣き虫なｳﾁやのに。
止まるわけがない。













そのせいで･･･泣きつかれて（？）、眠たくて、明日がﾃｽﾄやのに･･･
勉強出来ません。

眠い!!!
眠すぎる!!!!

あぁぁぁぁぁぁぁぁぁ･･･････
誰か助けて。

（折角、途中までは良い話やったのに･･･ｵﾁはやっぱりあるんですね。
　関西人のｻｶﾞやね。）


画像は、最近皆に書いてもらってる寄せ書き。
それの表紙をやっと作りました。
HGの切り抜きは気にしないでください･･･笑