【長女,主から犬笛を教わって】「ジョーンズ氏,天国へいく」によって・
【長女,主から犬笛を教わって】「ジョーンズ氏,天国へいく」によって・・・平成14年4月29日 月曜日今日,茨城県江戸崎農業公園ポティロンの森に家族を連れて行ってきました.その後,妻の友人のお宅で竹の子取りをおこなって帰ってきたところです.妻は多くの収穫にただ今,悪戦苦闘しています.長女は今日,ポティロンの森で犬笛を自分のお小遣いで買いました.前にも同じ物を買った事はありましたが,音の出せぬまま無くしてしまいました.長女は親から見ると引っ込み思案なころがあり,今日も羊の毛の刈り取り体験があったのですが,中々手も上げられずに後で後悔しています.そんな長女が犬笛を買うときに、私達夫婦が言った「前にも犬笛を買ったのに吹けなかったでしょ」と言う言葉で,そこに居た牧羊犬を操る異国青年ジェイソン君に声を掛け犬笛の吹き方を聞き、音が出て,得意になって私のところに来てピーピーピーピーと耳元の近くで煩いぐらいに吹いて聞かせてくれました.その時は私も疲れていた事もあって「ヨカッタネ」の一言で済ましてしまいましたが、帰ってきてお風呂に入って私は長女にこんな話しをしました.ヤベツの祈りに書いてあった「ジョーンズ氏,天国へいく」の話しです. 〈内容〉 たとえば神は今日あなたに二十三個の具体的な祝福をくださろうとしていたとします.ところかが,実際にあなたがいただいた祝福はひとつだけだったとしたら,その理由は何だとおもいますか?ジョーンズという人が死んで,天国へいくといいうちょっとしたお話があります.ペテロが天国の門で待ち構えていて,天国を案内してくれます.黄金の通りや美しい家々,御使いたちの合唱など,ペテロが見せてくれた数々の素晴らしいものにまぎれて,妙な建物があるのにジョーンズ氏は気づきます.窓もなくドアが一つあるだけの,まるで巨大な倉庫のような建物です. 彼がなかを見てみたいと頼むと,ベテロは躊躇します.「なかに何があるかは見ないほうがいいですよ」とこの新参者に言うのです. なぜ天国に秘密などあるのだろう,とジョーンズ氏は不思議に思っています.あのなかにはどんなものすごいものが私を待ち受けているのだろう? 案内が一通り終わっても,まだそのことが頭を離れないので,あの建物のなかを見せてほしいと再び頼みます. とうとうペテロはしぶしぶ扉を開きます.ジョーンズ氏が急いでなかに入ろうとしたため,ペテロはもう少しで押し倒されるところでした.この巨大な建物のなかにジョーンズ氏が見たものは,床から天井まで並んだおびただしい数の棚で,どの棚の上にもすべて赤いリボンで結ばれた白い箱が,きれいに積み重ねられていたのでした. 「この箱にはどれにも名前が書いてあるぞ」ジョーンズ氏は声に出してつぶやきます.そしてペテロのほうを振り返って聞きます.「私のもありますか?」「ありますよ」そう答えるとペテロはジョーンズ氏を建物の外に出そうとします.「正直なところ,私があなただったら・・・」しかしジョーンズ氏は自分の箱を見つけようと,すでに「J」の列に駆け出しています. ペテロは首をふりながら後を追いかけます.彼が追いついたときには,ジョーンズ氏はちょうど赤いリボンをするりとはずし,ふたを開けるところでした.なかをのぞくと,ジョーンズ氏にはすぐにそれが何であるのかわかったようで,深いため息をつきます.ペテロが今までに何度も聞いたことのある類いのため息でした. ジョーンズ氏の白い箱のなかに入っていたものは,彼が地上に生きているうちに神が彼に与えようと願っておられたすべての祝福でした.でも.ジョーンズ氏はそれを求めなかったのです.「求めなさい,そうすれば与えられます」とイエスは約束なさいました(マタイ七・七).ヤコブも言いました.「あなたがたのものにならないのは,あなたがたが願わないからです」(ヤコブ四・二)神の恩恵に限界はありません.しかし,もしあなたが求めなかったら,昨日受けるはずだった祝福で受け損なったものがあるのです。そして「主の小さな祝福を授かったのだね」と話し「これからもプレゼントをもらおうね」と話しお祈りをしました。長女はとっても満たされた顔でお話を聞いてくれました。このようなお話が出来る機会が与えられたことを私達夫婦も主に感謝してお祈りをしました。帰りに寄った友人の家でも、今日私達とは別に来ていた友人がクリスチャンで、私達家族が帰り間際にそのクリスチャンの彼女と話しがハズみました。寄らせて頂いたお宅の友人も彼女と十年来の親友で、彼女が今までクリスチャンということは知らなかったそうです。主の御技に感謝致します。 エーメン