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テーマ:「愛」・「命」(2791)
カテゴリ:ハレルヤ
2024年6月5-6日 韓国の信仰の友より
2024年6月5日 韓国の信仰の友より 何時も有難う御座います。 「ツロがエルサレムを嘲る。諸国民の門であったお前は打ち破られ、私のものになった。私は富み、お前は廃れる」(エゼキエル26:2). シャーデンフロイデというドイツ語があります。他人の不幸を喜ぶ気持ちを現す言葉です。他人の不幸を自分の幸福の機会にしていくチャッカリ屋に当てはまる語彙だと思います。エルサレムが滅亡され廃墟となるからツロは言うのです。エルサレムが滅びるから、今や我らのものになるだろう。私たちはお金持ちになる!と。事実、ツロはエルサレムとそんな悪い関係ではなかったのです。しかしエルサレムが罪に倒れた時に、それを狙って自分たちの地位が上がり、物質的に豊かになれるから、快哉を呼んだことでしょう。しかし自分の腹を肥やすことばかり考えているツロの欲望は裁かれ、「裸岩となり…諸国のえじきとなる」(4,5)と言うのです。ツロとは「岩」を意味する言葉です。名前通りに裸岩となって人々の嘲りとなるでしょう。他人の不幸を自分の幸福にする人は素肌を現す嘲弄を受けることになるでしょう。 2024年6月6日 韓国の信仰の友より 何時も有難う御座います。 「お前は海で難破し、水中深く沈んだ。お前の積荷と全ての乗組員は沈んだ」(エゼキエル27:34)。レバノンの杉で帆柱を立て、バシャンの樫の木で櫂をつくり、エジプト産の麻で帆と旗を作り、象牙をはめ込み甲板を造り、熟練した者を水夫にした旧約版のタイタニックであるツロ号の沈没です。「私の姿は美しさの極み」(3)、私が最高であるといばって、その高慢が天を突いたツロ号の翼なき墜落です。彼らの沈没はエルサレムの滅亡をいい気味だと思ったからです。エルサレムは自分らの罪によって滅ぼされたのですが、だからといって、彼らを助け慰めるよりは、自分らの満足と富の機会にした事実を主は見過ごしはしませんでした。「沈む」と訳されたナーファルは自分の捧げ物に目を留めてくださらないことを見て、激しく怒って顔を伏せたカインの姿に使われた動詞です。ご自分の民が痛みにあうと主ご自身も痛みを覚えられるのです。主のご自分の民への激しい愛を経験し、慰められますように祈ります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024年06月06日 09時47分19秒
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