テーマ:フリーのギャラ(1)
カテゴリ:仕事について
りょうです。 「負け犬」かもしれない、ばりばり働く独身、30歳、彼氏あり(同棲中)。 今は会社員ですが、就職する前はフリーで働いていました。 今回は、フリーランスはどのぐらい儲かるかって、お話です。 その前に前置き。 なんで、ギャラを公開するのかっていうとね。 「フリーで仕事してます」というと、人の反応はさまざまです。 独立したばかりのころ、言われたのは 「まだ経験が少ないのに、大丈夫?」 それって、陶芸家とか書家とか、修業必須系の、技あっての職業をイメージしてます。 ライターの世界って、若いってことも武器なんです。 ただ、だらだら年をくってきただけの人なんて、新商品販促戦力として、つかえないでしょ。 もちろん、若いけれど実力主義を戦い抜ける力はあることが前提ですが。 あと、多いのがこれ。 「暮らしていけるの?」 収入が気になるんですね。 どのくらいもらってるのか聞きたいけどきけない、ああ知りたい、って顔をする人がいっぱいいます(笑) とくに公務員とか、世間知らずな人に多いね(公務員の人、ごめん) 世の中、どんなふうにお金が動いて、何をすれば儲かるか、知らない、想像できないってとこでしょうね。 そこで、さすがに毎日顔を合わせる人には言いづらいけど、ここで発表しましょう、と思い立ったのです。 どろろろろろ(スネアのロール) ぱかぱ~ん! りょうのギャラ!(かつての) まず、底辺は0円。 ええ、当然ながらゼロです。 仕事をしなければ、入ってくるものもない。 これがフリーランスです。 ただし、まったく仕事をしない月はあり得なくて、あたしの場合は10万円前後はありました。 恵まれてると思います。 友達でもう9年、フリーでやってるデザイナーは、最高3ヵ月、まったくなんにも仕事がない時期があったんだって。 3ヵ月間、収入ゼロ。 でもさすがに腹がすわってて、毎日遊びまわって3ヵ月で150万使ったそうだ。 って、おいおい(笑) さて、上限です。 上はだいたい月に60万円。 殺人的に働いたり、以前の仕事の支払いがちょうど重なったりで、最高60万円程度のギャランティをもらうことがあります。 これ以上は、ひとりで働くぶんには、限界だね。 手がまわりません。 仕事はあるし、やりたいのに、物理的に無理。 ジレンマを感じます。 ついつい、会社登記しちゃおっかなーなんて、考えてしまう瞬間です。 あぶないあぶない(会社をつくるつもりはありません、今のところ) 月60万のお金がぽんと入る。 こういうときは、必要経費をのぞいて、まずは貯金ですねー。 だっていつ、仕事がなくなるかわかりません。 友達は「魔の“3ヵ月”」で終わったけど、もしかしたら仕事ナシの期間が4ヵ月、5ヵ月と長引くかも、でしょ (そんなに長引いたら、フリーライターは辞めるけどね笑) で、幅がずいぶん広いけど、平均してどのぐらいか、知りたくなりますよね。 年収にすると、550万~600万円程度。 12で割ったら、月平均45万8,000円程度~50万円程度。 大卒の女、20代後半のころです。 多いと思うか、少ないと思うかは、あなたの給料次第かもね。 やっぱり自分を基準にして、主観的に感じるものだから。 お金って。 フリーでやっていくのに必要なのは、まずは実力。 次に、人間力。 言い換えたら、こいつはおもしろいぞって記憶してもらえるキャラがあること。 または、助けてやりたい(仕事をまわしてあげたい)と思わせる情があること。 内面的には、割り切った強さが必要です。 人がどうであれ、いいの、あたしはこうで。 そしてお金に関してはですね。 お金が入っても浮かれない、冷静沈着に扱える、性質。 一方で、ギャラが少なくても興奮しない、お金に執着しない、性質。 フリーでやるうえでは、こういう性質も必要だと思います。 さて、これを読んだフリーの皆さま。 いかがでしょうか。 もっとうまく稼いでいるという方、ぜひコツを教えてください。 または稼げなくてもとても楽しいという方。 ぜひ、考え方を教えてください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.02.28 21:39:17
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