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2004年08月25日
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カテゴリ:気づきシリーズ


今日は、株式会社「私には夢がある」
の友人たちとバンジージャンプに行った。



前からバンジーは一度体験したいと思っていたのだ。

それに、私はハッキリ言って・・・





「バンジーなんて大した事ない!」




と思っていた。


悪いけど確信してた。








なんて言ったって・・・


「スカイダイビング」体験済みだし。






スカイダイビング・・・高度9000M

読売ランドのバンジージャンプ・・・22M





「フ、お遊びだな」と思っていたさ。








だから、
読売ランドのバンジージャンプの台の階段を上ってる時も、
友達の女性二人が、恐る恐る上っているのを、



「しょうがないな~」なんて思ってた。



頂上についたら、係りの人が、
飛ぶのは誰からでも良いというので、
最初に台の端っこまで行ったんだな。






「あ!・・・あれ?これ・・・





怖えーーーーーーーーーーーーーーー!!!






けっこう怖えー!」






何度「けっこう怖ええよ!」って言っただろう。もうわかったからというぐらい。









ビビッた。マジでビビッた。





何がって?




ヒモもあるし、下には空気でふくらましたマットもある。









でもね、足元に地面がない所に・・・





「自分の意志で跳ぶのが怖い!」







ジェットコースターとか、
フリーフォールなら、
まだいいのよ。



勝手に落ちるから。




バンジーは自分の意志で跳ばないと、終わらない。







スカイダイビングも経験済みなだけに、







「落ち始めのイヤな感覚知ってるんだよね。」






あの階段下りてて、足を前にちょっと出しすぎて、



「あると思ってた階段がない!」瞬間の感じ。




あれは、なれないよなあ。








でも何気に、下見ないと、けっこう跳べるのよ。



そこは、あえて下見ました。すんごく見た。



なぜって?



恐怖をたっぷり感じながらも、


「その恐怖を乗り越える体験をしたかったから。」





結局、意を決して跳びました。






でも跳べない人も今回6人中4人いた。






どうすれば跳べるかというと、



もうここに来る前から「決めていた」。



「跳ぶという結末しかなかった。どんなに怖くても。」

(だって、体験なんとしてもしたかったし。)





さらに、「口にわざと出す」のが重要。

例えば

「よし。もう跳びます。カウントダウンしてください。」と係員の人に言うとか。



跳んだあとは、下でしばらく足が震えたなあ。


落ちる瞬間の顔は、絶対歪んでたはず。


ほんと、落ちる瞬間の「地面がなくなる感覚が怖いのよ。」






バンジーのポイントは、
「跳ぶことに恐怖を感じて、それでも跳ぶ!」



これだと、すごくいい体験ができると思う。



何も考えないで跳べる人もいるけど、
それはもったいない。




どうせだから、

「たっぷり恐怖を感じて、勇気を出してそれを乗り越えよう!」



そんなこと思ってたら、

以前、同じバンジー跳んだ友人の紺野君が、

「よし、俺も跳ぼう。」ってバンジーの台に向かって走っていく。





すると(株)「私には夢がある」の代表の和田清華さんが、
「とりとりも、もう一回跳びなよ。1日2本跳んだらカッコイイよ」と、
俺の腕を、






「綱引きの要領で、腰を落として、俺の手をつかみ、かなり強引に引っ張る。」




(さやかさん。あなた前回も今回もバンジー結局跳べなかったのに、
2本目も跳べって、いったい何者?)


なんて、この人わけわからなすぎて、すご過ぎると思ってたら、
階段を上り始めていた。






一本目あれほど気軽だった階段が、




「すっげえ上りづらい。」


一本経験してる恐怖を知ってると、全然違う。



上まで上がると、前回バンジー見事跳んだ紺野君が、





青ざめて固まってる。





全然跳べない。





結局、彼はリタイヤした。



彼は下見て、前回よりも恐怖を感じてしまったのだ。




僕は本能的に思う。




怖いけど、一本目と違う跳び方の方が、いい経験ができると。



台の端っこで下を見た後、



今度は後ろ向きで立った。



後ろ向きだと下は見えないけど、




後ろに倒れるのが、



「マジで怖い。」(これ本気で怖い)



でも決めたので(これすんごく重要)、



決めたので、







決めたので、





って3回思って、



心配そうに見てる係員さんに、


「もう跳びます!カウントダウンしてください!」と言った。







「3・2・1・バンジーーーー!」


今日2本目のバンジーを跳んだ。





落ちる瞬間の顔は、またすごい形相だったことだろう。



自分で踏み出していくときの、力みようといったら。





そういえば、人生も「こんな感じ」のことがあるのではと、ふと思った。




就職する時、

辞職する時、

転職する時、

起業する時、

気になる娘に告白する時、

彼女に結婚を申し込む時などなど。





怖いんだけど、もう理屈どうこうじゃない時。







行くしかない時。


ほんとは、もっと安全や保障や保険が欲しいんだけど、

「決める」しかないんだよなって思う。




一緒に行ったメンバーも、



「楽に跳べる方法はどれだろう」って考えてるとやっぱり跳べなかった。








でも中には、




「バンジーの方が、起業するより怖い」というツワモノとか、





「バンジーやるより、3億円借金する方がマシ」というツワモノもいた。





さらに、

バンジーリタイヤしたからこそ、




「バンジー以外のことは、何でもできる気がする。」というツワモノもいた。





彼女たちは、強いんだか、弱いんだか、俺にはさっぱりわからなかった。



「怖さ」って人の頭が勝ってに創りだしているんだなあって、

つくづく思った一日でした。





ここまで読んでくれてどうもありがとうございます(^^)/~。









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最終更新日  2004年08月25日 22時05分09秒
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