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カテゴリ:気づきシリーズ
今日は、株式会社「私には夢がある」 の友人たちとバンジージャンプに行った。 前からバンジーは一度体験したいと思っていたのだ。 それに、私はハッキリ言って・・・ 「バンジーなんて大した事ない!」 と思っていた。 悪いけど確信してた。 なんて言ったって・・・ 「スカイダイビング」体験済みだし。 スカイダイビング・・・高度9000M 読売ランドのバンジージャンプ・・・22M 「フ、お遊びだな」と思っていたさ。 だから、 読売ランドのバンジージャンプの台の階段を上ってる時も、 友達の女性二人が、恐る恐る上っているのを、 「しょうがないな~」なんて思ってた。 頂上についたら、係りの人が、 飛ぶのは誰からでも良いというので、 最初に台の端っこまで行ったんだな。 「あ!・・・あれ?これ・・・ 怖えーーーーーーーーーーーーーーー!!! けっこう怖えー!」 何度「けっこう怖ええよ!」って言っただろう。もうわかったからというぐらい。 ビビッた。マジでビビッた。 何がって? ヒモもあるし、下には空気でふくらましたマットもある。 でもね、足元に地面がない所に・・・ 「自分の意志で跳ぶのが怖い!」 ジェットコースターとか、 フリーフォールなら、 まだいいのよ。 勝手に落ちるから。 バンジーは自分の意志で跳ばないと、終わらない。 スカイダイビングも経験済みなだけに、 「落ち始めのイヤな感覚知ってるんだよね。」 あの階段下りてて、足を前にちょっと出しすぎて、 「あると思ってた階段がない!」瞬間の感じ。 あれは、なれないよなあ。 でも何気に、下見ないと、けっこう跳べるのよ。 そこは、あえて下見ました。すんごく見た。 なぜって? 恐怖をたっぷり感じながらも、 「その恐怖を乗り越える体験をしたかったから。」 結局、意を決して跳びました。 でも跳べない人も今回6人中4人いた。 どうすれば跳べるかというと、 もうここに来る前から「決めていた」。 「跳ぶという結末しかなかった。どんなに怖くても。」 (だって、体験なんとしてもしたかったし。) さらに、「口にわざと出す」のが重要。 例えば 「よし。もう跳びます。カウントダウンしてください。」と係員の人に言うとか。 跳んだあとは、下でしばらく足が震えたなあ。 落ちる瞬間の顔は、絶対歪んでたはず。 ほんと、落ちる瞬間の「地面がなくなる感覚が怖いのよ。」 バンジーのポイントは、 「跳ぶことに恐怖を感じて、それでも跳ぶ!」 これだと、すごくいい体験ができると思う。 何も考えないで跳べる人もいるけど、 それはもったいない。 どうせだから、 「たっぷり恐怖を感じて、勇気を出してそれを乗り越えよう!」 そんなこと思ってたら、 以前、同じバンジー跳んだ友人の紺野君が、 「よし、俺も跳ぼう。」ってバンジーの台に向かって走っていく。 すると(株)「私には夢がある」の代表の和田清華さんが、 「とりとりも、もう一回跳びなよ。1日2本跳んだらカッコイイよ」と、 俺の腕を、 「綱引きの要領で、腰を落として、俺の手をつかみ、かなり強引に引っ張る。」 (さやかさん。あなた前回も今回もバンジー結局跳べなかったのに、 2本目も跳べって、いったい何者?) なんて、この人わけわからなすぎて、すご過ぎると思ってたら、 階段を上り始めていた。 ・ ・ ・ 一本目あれほど気軽だった階段が、 「すっげえ上りづらい。」 一本経験してる恐怖を知ってると、全然違う。 上まで上がると、前回バンジー見事跳んだ紺野君が、 青ざめて固まってる。 全然跳べない。 結局、彼はリタイヤした。 彼は下見て、前回よりも恐怖を感じてしまったのだ。 僕は本能的に思う。 怖いけど、一本目と違う跳び方の方が、いい経験ができると。 台の端っこで下を見た後、 今度は後ろ向きで立った。 後ろ向きだと下は見えないけど、 後ろに倒れるのが、 「マジで怖い。」(これ本気で怖い) でも決めたので(これすんごく重要)、 決めたので、 決めたので、 って3回思って、 心配そうに見てる係員さんに、 「もう跳びます!カウントダウンしてください!」と言った。 「3・2・1・バンジーーーー!」 今日2本目のバンジーを跳んだ。 落ちる瞬間の顔は、またすごい形相だったことだろう。 自分で踏み出していくときの、力みようといったら。 そういえば、人生も「こんな感じ」のことがあるのではと、ふと思った。 就職する時、 辞職する時、 転職する時、 起業する時、 気になる娘に告白する時、 彼女に結婚を申し込む時などなど。 怖いんだけど、もう理屈どうこうじゃない時。 行くしかない時。 ほんとは、もっと安全や保障や保険が欲しいんだけど、 「決める」しかないんだよなって思う。 一緒に行ったメンバーも、 「楽に跳べる方法はどれだろう」って考えてるとやっぱり跳べなかった。 でも中には、 「バンジーの方が、起業するより怖い」というツワモノとか、 「バンジーやるより、3億円借金する方がマシ」というツワモノもいた。 さらに、 バンジーリタイヤしたからこそ、 「バンジー以外のことは、何でもできる気がする。」というツワモノもいた。 彼女たちは、強いんだか、弱いんだか、俺にはさっぱりわからなかった。 「怖さ」って人の頭が勝ってに創りだしているんだなあって、 つくづく思った一日でした。 ここまで読んでくれてどうもありがとうございます(^^)/~。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2004年08月25日 22時05分09秒
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