いなくても
ジャンジャカジャカジャカブルブルブルブルジャカジャカジャンジャンぶるぶるぶぃぃぃぃん 美ぶぅ「なんの音だ 朝っぱらから、 どこのどいつだよぉ」 朝まだ暗い。美ぶぅ「うぅぅん なんだよぉ 鳴りっぱなしじゃないかぁ 目覚ましか それなら早く止めなよぉ」 ジャァァァンジャカジャカブーブルブーブル 美ぶぅ「・・・・・ ・・・いや・・・待てよ 近い近いぞ ・・・・・壁の向こう側・・・・・ リビングかっ」 真っ暗で、寝起きで、ヨロヨロダッシュ TVの方だ寝ぼけてるから、普通の電話の受話器を取ったりした つーーーーーーーー! 違うじゃんっ どこだよぉ確かに我が家だこの近くTVの後ろを覗いた無いなかろうよ。 ・・・・・冷静に冷静に耳を澄ませ暗闇で神経を研ぎ澄ませる 美ぶぅ「ここだっ!!」 普通に、引き出しに、入ってました速攻、電源OFF 実は、パパが出張にあたり、出張先の赴任寮に、TVが無いことがわかった3ヶ月だから買うのも、もったいない。そこで急遽「ワンセグ」の携帯を購入もちろん美ぶぅも便乗そして、古い携帯が、「まだ生きてる」と、言わんばかりに鳴ったのだった 携帯の主張「パパが居なくても、オレが起こしてやるぜー」 ありがとさん