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仕事で他社の人と打ち合わせをしたり、
社内で会議したりしていると、必ず、 「差別化が必要ですからね~」 というセリフが誰かの口から出る。一度は絶対に聞く。 まぁ、それはそのとおりなんだが、 ぼくはいつも違和感たっぷりでそのセリフを聞いている。 そのセリフを口にする人が、 斬新なアイディアを出したためしがないからだ。 たいてい、この「差別化」という言葉は、 誰かの意見をヨイショする意味で使われている。 でも、本当に斬新なアイディアというものは、 それを発したときの周りの反応はやや白けたものだったりする。 瞬時にみんなが納得するような意見は、斬新なものじゃない。 ある意味「異端」だから斬新なんだよな。 差別化できている人や会社は、 「差別化」なんてことは言ってないし意識もしていない。 そんな安っぽい言葉は出さずに自然と差別化されるからスゴいのだ。 東京の老舗高級ホテルがいくつかの部屋を(今さら)スパにして自慢げに 「やはり差別化を図りませんと」 なんて言っているのを見て寒々しく思ったのでありました。 そんなの、どこでもやってんじゃん。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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