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G8財務相会議が開幕、「最貧国の債務帳消し」で火花
主要8か国(G8)財務相会議が10日夜(日本時間11日未明)の夕食会で開幕し、初日の議論は、7月6~8日に英国で開かれる主要国首脳会議(グレンイーグルズ・サミット)の主要テーマとなるアフリカ支援問題に集中した。 特に、アフリカなどの最貧国が世界銀行グループなど国際金融機関から借り入れている公的債務の削減が焦点となったが、債務の「100%帳消し」を主張する英米と、国ごとの政治情勢や返済能力に応じて削減率を決める「ケース・バイ・ケース」の対応を共同提案した日独仏の間で意見は平行線をたどった。 11日午後(日本時間11日夜)に発表される共同声明に、債務削減で合意を盛り込めるかどうかは微妙な情勢だ。 共同声明では、原油高騰の長期化が世界経済の懸念材料になっている点を指摘し、消費国にはエネルギー利用の効率化を、産油国には中期的な生産体制の強化や、原油の埋蔵量に関するデータの透明性なども求める方向だ。 11日の朝食会(日本時間11日午後)には中国、インド、ブラジル、南アフリカの新興4か国の財務相を招き、4か国経済の急成長が石油や食料などの商品市場や世界貿易に及ぼす影響について意見交換する。 読売新聞 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005/06/12 12:52:16 AM
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