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カテゴリ:釣り記録
浮気して、日記サボってました。。
というのも。。 それは先先週のことです。。なにげなく自宅から5分の所にある岸壁に釣り人の様子をみに行った時のことです。。 そこには、釣り人がところせましと並んでいました。。 ふと見ると、少し外れたとても釣れそうにもない所で、竿を6本も出して、腕組みしているおじさんがいました。。 「はて?何を釣っているのかな。。。」 僕は、不思議に思いおじさんに話しかけました。。 「何を狙ってるの?」 おじさんは、 「ひらめだよ。。」 うん?こんなところでひらめ? まさかぁ。。長年地元の僕はここでヒラメなんて聞いたことがなく、つい。。 「おじさん、ここでヒラメなんか聞いたことないでぇ」 と笑ってしまいました。。 でも、おじさんはひるむことなく平然と。。 「わしはここでヒラメ何回もあげとるで」 。。。。。。。 しばらくじっと見ていると、一本の竿がギュウゥぅぅと強く海中に引き込まれました。。それでも、おじさんは知らん顔。。 気づいてないのかな。。 「おじさん、ヒイとるヒイとる」 「わかっとる。まだまだや」 。。。。。。。 おじさんは、静かに竿を浮かせ静かに穂先をさらに下ろし。。。 「まだまだ。。」と念仏。。 どのくらいたっただろうか。。 「よっしゃぁぁぁ」と突然の掛け声とともに竿を煽った。 竿がしなる。ラインがなく。そしておじさんが僕に、 「そこにある、タモを用意しといてくれ」 あっけにとられていた僕は、 「あ?あぁ。。。」 魚体が見えた。。ヒラメだ!しかも大きい。。 「すくってや、にいちゃん」 結局僕は、興奮まぎれに手伝ってしまいました。。 上がったヒラメを見ると、50センチはあろうかという大物でした。。。 「おじさん、さっきはごめん。それにしても、すごいなぁ。。こんなところで。。」 「わしも、最近知ったんじゃ」 。。。。。。。。。。 「おじさん、弟子にして。。。」 「おお、ええよ。。がっはっはっ」 かくゆう僕は弟子となり、通うことになったのでした。。 この釣りは、いたってシンプルで、お金もかかりません。 え?餌代? いえいえ、餌は、釣るのです。 6本のうち1本だけきらきら光るサビキをつけて、沈めておけば、あら不思議ままかり(多分、コノシロの子供)がボロボロと。。 これを、遊動式の活餌じかけに背がけして、泳ぐのを確認してつけておくだけです。。 もちろん、しかけも自作です。 先々週より計4日通いましたが、いまだ僕には釣れてくれません。。 その間でも、僕の横でおじさんは毎回2~3匹は釣ってます。。 なにが違うのだろう。。 「おじさん、もう通って4日なのに俺には釣れへんわ」 「がっはっはっ。まだまだ。わしが始めた頃は、10日通ってもなんも釣れんかったで。この釣りは、忍耐や。」 と会話していると、僕の竿に強烈な当りが。。 なんと、3キロ強のジャンボタコでした。。 しかも、あげた竿は1.5号の磯竿でした。 おじさんと僕は「こんなでかいタコ見たことない」とふたりでおお喜びしてしまいました。 「よくあげたなぁ。。」 「おじさん、勉強代でおじさんにあげるわ」 「おお、そうか。。まごが喜ぶで」 次の日、おじさんに聞いてみると、 「あのタコ、でかすぎて茹でる鍋がなかったで。しかたないから、ばらして茹でた。。がっはっはっ」 いまだ、僕はヒラメ見てません。。。 さりげなくポチお願いします。。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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