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カテゴリ:釣り記録
チャレンジ釣行5日目にして、ついについにやったりました。。
この日は、日曜日。朝8時に現場に到着すると、すでに一番実績のあるポイント周辺は、人の山。。 しかたなく、あいている所へ。。。 まず、餌を釣る為サビキをセット。海中へ。。 その間に、4本の泳がせ仕掛けをセット。 。。。。。 あれ? 。。。。。餌が釣れない。。 しかたなく、もしかの保険で持ってきていた網ブロックを用意。 撒き撒き、サビキを上下。。 「来た来た」大群が。。 そして、4本すべてに装填。 あとは、待つだけです。。 じっと。 向こうから、見知らぬおじさんがやって来ました。。 「ヒラメ狙いですよね。餌のままかり釣れなくて困ってるんです。横で釣ってもいいですか?」 釣り人は、みな仲間。 「いいっすよ。どうぞどうぞ」 五匹釣って、満足げに「ありがとう」 この日は、風もそんなになくぽかぽか陽気の釣り日和でした。 「ま。気長に待つか。」 。。。。。 いきなり、ぐぅぅぅっと一番端の竿がしなりました。。 胸の高鳴りを抑えつつ、静かに穂先を下げました。。 そして待つ。。。。。。。。。。。。。 あれ? 仕掛けを上げると、餌だけない。。 ひぃ孫針までつけている、俺の特製仕掛けをかわし、餌だけとるとは。。。 「おぬし、なかなかやるな」 妙な感心を抱きつつ、セットして投入。。 。。。。。。。 正午になり、奥さんの作った弁当を食べた。。 。。。。。。。 何の当たりもなく、日が傾きかけた午後3時。ついに奴がコンタクトをとってきた。。 高鳴る気持ちを抑えつつ、食い込ませる。 さらに、穂先をさげ食い込ませる。 「おいしいご馳走を前に、まさか逃げ出したりはしないよな。男?なら。」 訳の分からない独り言を言いながら、その時をまつ。 狙い通り、奴はドンドン餌を自分のものにしているようだ。 竿を煽る。 今度は、のったらしい。 「観念せいや」どこかで聞いたセリフを吐きながら、タモを伸ばす。。 ギャラリーがいっせいに見学にくる。ちょっとしたヒーロー気分だ。 以外にあっさり上がってくる。。「小さいな」 まるで、もう4・5匹上げているような言葉を吐きながら引き上げる。 上がったのは、体長31センチのソゲサイズだった。 平然を装っている俺の心の中では、何度も何度もガッツポーズをしていた。。 ルアーや筏では、40~50センチを何度も上げている俺にとって、 確かに、1日かけて戦った相手は予想よりもはるかに小さかった。 でも、初めて挑戦した釣り方で釣った事は、何者にもかえられない最高の喜びと充実感を与えてくれた。。 多分、釣り人にしか分からない最高の至福。。。 だから、釣りはやめられないのだ。 「お前は敵ながらあっぱれだった。大きくなったらまた俺と勝負しよう」 子供に見せたら、リリース。 だが、現実は。。 30分後、奥さんと子供が様子を見にやってきた。 「お父さん、すごい!」 「おぉ、そうか」 「よかったねぇ。今夜は、ヒラメの刺身が食べれるよ」 。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。え? ごめんな、ソゲ君。君は、生きてかえれないから。 今、君を逃がすと、僕が埋められるから。。 俺は、心で懺悔しながらソゲ君を絞めた。 当然家族四人分あろうはずもなく、ソゲ君は子供達2人の胃袋で静かに消えていった。。。 最後まで、読んで下さった方。ありがとうです。 出来れば、ポチも。。。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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