「おっぱいおしまいの日」の話が美談になる前に・・・
おっぱいおしまいの日から10日目!結論からいうと,甘えん坊の次男は無事おっぱいおしまいできました!という報告なのだけど、おっぱいケアの江田先生のところで「おっぱいをやめる日」を息子といっしょに決めて一緒にカウントダウンして行って最後のおっぱいの時にはじっくり2人で堪能ししっかり段取り踏んだはずなのにいやぁ~心の中に葛藤を生じまくりだったし江田先生のの応援団が付いていなければココロが折れそうでした。上の子の時は、卒乳(子どもが自分から母乳を飲むのをやめること=子ども主導)してくれましたから。全く、苦労知らずでした。次男坊に「パイパ~イ飲みたい~!」「ほんとに辞めちゃうの?」と2日間夜さんざん泣かれて、そんな姿を見ていると罪悪感とともに私までも泣けてきちゃって・・・子どもにとっておっぱいは恋人のようなものだからね。お別れは悲しいよね。私だって、もう、こんな密着の時はなくなるのか~と思うとさみしい気持ちでいっぱいでした。でも、長男に励まされ(夫よりお兄ちゃんがほんと協力的でした)2歳児に本当にやめちゃうの?とさんざん試され気持ちがぐらぐら揺れまくったけどぐっと踏ん張ったという感じでした。そんな中、「これで良かったのか?」「もっといい段取りがあったのではないか?」「もっと私が頑張っておっぱい続けてあげたほうがよかったのでは?」などなどぐるぐる考えている迷いまくりの日々私の周りの友人などに卒乳話を聞いてみるとそれはまあ美しいほどの美談ばかりでした。「最後のおっぱい飲んだらバイバイね」と最後の授乳のあと納得してきれいさっぱりおっぱいはせがまなくなったとか「話し合いでしっかり決めた」とか「うん、まあすんなり離れたかな~」「なんとかなっちゃったわ!」とか聞けば聞くほどすべての話がうまくいった話ばかり・・・今回、次男坊はまだ母乳を飲む意志があるのにやめてしまうという断乳だから、母主導なんですね。私のおっぱいのしまい方はへたくそでダメだったんだなぁ~とと落ち込んだのでした・・・そんな気持ちを引きづりながら断乳を決行してから5日目におっぱいケアにあかり助産院の江田先生のところに行って5日間、「ほんとうにこれで良かったのか?」と自問自答しながら過ごしましたと私の気持ちを話したら、多かれ少なかれみーんな私のような思いを経験しているのだからそんなの落ち込むことないよって。誰だって、嫌な経験、嫌なことって早く忘れてしまいたいから実は卒乳話というのは日が経つにつれてすべて美談になってしまうんだって。子どもそれぞれ個性がいあるし、やめる時期が1歳、2歳でも大きな違いがあるし年齢と共に子どもはどんどんかしこくなるから2歳半と言ったら、言葉もしゃべるようになってきているしかしこくなって駆け引き上手にもなっているというわけ。おまけに、母親の心の中はまるっとお見通しでいろいろ試してくるわけです。おっぱいおしまいの日は母は誰もが、さみしい思いをしたり、かわいそうかなと思ったり何かしらいろんな思いが炸裂していたはず・・・でもね、それらの記憶は良いところしか覚えていないというわけなんですね。だからね、他人の「おっぱいおしまいの話」はすべて美談に聞こえちゃうわけ!アフターケアで残乳を出してもらったらカラダが軽くなって、江田先生の話をたくさん聞けて私と次男坊の「おっぱいおしまいの日」はこれで良かったんだなと腑に落ちました。紆余曲折、いろいろあった2年半おっぱいにはいろいろ助けてもらいました。おっぱいタイムは、私のとっても息子にとっても精神安定剤のようでした。息子には今まで「いっぱい飲んでくれてありがとう」と伝えご褒美に大好きなおやつと絵本を!自分にも「おつかれさま~」とご褒美に良いブラを新調しました。急に密着度が減ってしまってさみしい私「これからも、仲良くいちゃいちゃ暮らそうね~」と息子たちとスキンシップしまくりの毎日です。いつまで続くかな~?これもタイムリミットありますからいまの時期の育児を十分楽しみたいなと思います。